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野球評論家12人が順位予想「セは巨人、パは楽天が優勝」

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2020.06.14 06:00 最終更新日:2020.06.14 06:00

野球評論家12人が順位予想「セは巨人、パは楽天が優勝」

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 3月20日、4月24日、そして6月19日へーー。新型コロナウイルス感染拡大の影響で再延期されていたプロ野球開幕が、ついに来る。交流戦とオールスターゲームは史上初の中止。7月下旬以降の日程も未定のなか、今季、覇権争いはどのように変わるのか? 12人の評論家たちに聞いた。

 

 

 みな口を揃えるのは、「層の厚い投手陣を揃えたところが勝つ」「巨人のような巨大戦力を揃えるチームは有利」といった点。そのなかで、広澤克実氏(58)は阪神を推す。

 

「阪神は、7回以降に起用できる投手が図抜けている。阪神では一軍枠から外れるであろう投手も、おそらく他球団なら一軍級ですよ」

 

 大野豊氏(54)は、「キャンプ時点の実感でしたが……」と注釈を加えつつも、巨人を4位に。

 

「先発陣には、菅野(智之)以外に信頼できる投手が見当たらない。セ・リーグは混戦ですよ」

 

 パ・リーグでも、金村義明氏(56)が「山本由伸ら計算できる先発陣がいて、投手力の比重が高くなる今季なら、上にくるのは間違いない」とオリックス優勝を予想するなど、「投手陣充実」を予想の基準にする評論家が多かった。

 

 それに「補強成功」も加わり、高評価が多かったのが、楽天だ。一方で、「投手陣のコマ不足」と「秋山翔吾のメジャー流出」を理由に、連覇中の西武を低評価する声も多い。

 

 また達川光男氏(64)は、「楽天には、本拠地の利点もある」と言う。

 

「夏場になって、差が出るでしょう。ふだんクーラーが効いたドーム球場での試合に慣れた選手にとって、屋外での暑さは堪える。でも、本拠地が屋外球場の選手はその環境が普通。

 

 そういった意味でも、楽天は大きなアドバンテージを持っているでしょう。巨大戦力のソフトバンクは、主力が5年間変わっていませんから。僕には優勝候補に見えない」

 

 以下では評論家12人による、セ・パ両リーグの順位予想を公開する。

 

 

 

(週刊FLASH 2020年6月23・30日号)

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