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メドベージェワ『美少女戦士セーラームーン』がつないだ浅田真央との交流を語る

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2020.06.29 18:00 最終更新日:2020.06.29 21:32

メドベージェワ『美少女戦士セーラームーン』がつないだ浅田真央との交流を語る

 

 6月19日、ロシアのフィギュアスケート選手、エフゲニア・メドベージェワ(20)の姿が、埼玉県内のスケートリンクにあった。メドベージェワといえば、2016年、2017年の世界選手権を2連覇、平昌五輪は銀メダリスト。その彼女がなぜ日本で練習を積んでいるのか、独占インタビューした。

 

 

「4月2日に来日したのですが、そのときは新型コロナウイルスで全世界が混乱していました。当時、私がトレーニングしているクリケットクラブ(カナダ)のリンクは閉鎖。カナダで練習できなくなり、コーチと相談して、早めに来日しようと判断しました」

 

 じつはメドベージェワは、6月5日~7日まで、新横浜スケートセンターで「美少女戦士セーラームーン Prism On Ice」に出演するはずだった。

 

 フィギュア界では知られている話だが、メドベージェワは、『美少女戦士セーラームーン』の大ファン。2016年の「ドリーム・オン・アイス」では、セーラームーンのコスプレ姿で演技を披露し、「可愛すぎる!」と話題になったほど。原作者の武内直子さんとも初対面をはたしている。

 

 だが残念ながら、来日して2週間ほどでアイスショーの1年間延期が決定した。

 

「準備は着実に進んでいて、かなりいい仕上がりになっていました。とても残念ですが、仕方ないことだと思います。中止になったわけではないので、来年の開催を心から楽しみにしています」

 

 日本のアニメをこよなく愛するメドベージェワだが、『美少女戦士セーラームーン』以外に好きな作品は?

 

「『東京喰種』が好きです。あとは『黒執事』も好き。ゴシック系のアニメが好きなんです。ゴシックファッションが似合いそうですか? ありがとうございます。嬉しいです。今はナチュラルな感じが好きなので、35歳を超えたらゴシックファッションに挑戦してみたいですね(笑)」

 

 世界的に有名になったメドベージェワの『セーラームーン好き』だが、そのきっかけを作ってくれたのが浅田真央(29)だという。
 

「初めて優勝した2015年の世界選手権の表彰式の前でした。浅田さんにどうしても話しかけたかったのですが、日本語が話せないので、覚えていた『セーラームーン』の歌を日本語で歌いました。
  

 彼女はすごく驚いていましたが、すぐに笑顔で『ぜひ今度、テレビカメラの前で歌ってください』とアドバイスしてくれました。私が『セーラームーン』が好きだというニュースが世界中に広まったのは、浅田さんのおかげなんです」

 

 浅田は、メドベージェワにとっても特別な存在だったという。

 

「彼女は、フィギュアスケートをこれまでになかったレベルに引き上げてくれました。素晴らしいスケーターだけでなく、とても芯が強い女性。いろんな苦労があったにもかかわらず、輝かしい実績を持っています。

 

 フィギュアスケートの歴史に名を刻んだとても大きな存在で、非常に尊敬しています。きっと、すべてのフィギュアスケーターが同じことを言うでしょう。時代が変わっても、多くの人の記憶に残る選手です」

 

 尊敬する浅田は現役を引退後、タレント業のほか、プロスケーターとしてアイスショーに出演。多くのファンを魅了しつづけている。メドベージェワにも、将来の夢を聞いてみた。

 

「いま、トロントでジュニアの選手2人に、スケートのことや健康のことなどを先輩としてアドバイスしています。とても楽しいですね。一生続けるのは難しいかもしれませんが、現役引退後はコーチをやりたいです」

 

 新型コロナウイルスの影響で各国が入国制限したため、しばらく帰国できなくなったメドベージェワ。インタビューの数日後には日本を離れ、トレーニングを続けているという。

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