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石川遼が絶賛「笹生優花」スイングの秘密は「両足5kgの重り」スポーツ 投稿日:2020.09.09 06:00

石川遼が絶賛「笹生優花」スイングの秘密は「両足5kgの重り」

「フィリピンに戻った小学3年生のころです。地元のゴルフ大会で優勝したときの写真を、お父さんが送ってくれました」(吉岡氏)

 

 また楽しみな「新星」が、女子ゴルフ界に誕生した。プロ1年め、10代での2試合連続優勝という快挙を成し遂げた笹生優花(19)である。

 

 笹生の母校、代々木高校でゴルフ部監督を務める吉岡徹治さん(57)が、出会いを語る。

 

 

「初めて彼女を見たのは4年前、タイで開かれた国際大会でした。いまや彼女の代名詞となっているドライバーは、たしかに飛んでいましたが、それよりも、話していると言葉が次から次へと出てくる。この子は賢いと直感したし、プレーもじつにクレバーでした」

 

 笹生は、日本人の父とフィリピン人の母を持つ。当時の主戦場は、フィリピンだった。

 

「彼女は、『米国の大学に行って、LPGAツアーを目指したい』と言っていた。そのために、フィリピンで英語の勉強をしていたようです。

 

 また面倒見がよくて、以前、私が日本の選手をフィリピンに連れていったときも、地元のゴルフ協会と話をして試合にエントリーさせてくれて、通訳までしてくれました。しかも、彼女は2018年のアジア大会で金メダルを獲得し、フィリピンの大統領に呼ばれるくらい有名人なんです」(吉岡さん)

 

 笹生といえば、豪快なドライバーが特長だが、それは父・正和さん(63)との二人三脚で培ってきたものだ。

 

「正和さんは、娘が8歳でゴルフを始めた当初から、両足首にそれぞれ250gの重りをつけて1時間走ることを課した。それが小学校卒業時には両足で計1kg、高校時代は5kgになった。

 

 しかも、毎日18ホールのラウンドや素振りをおこなう練習中も、重りを外すことは許されなかった。まさに “ゴルフ版・巨人の星”。その過酷な練習は、精神面も鍛えた。

 

 1勝めの『NEC軽井沢72』では、追い上げての勝利。2勝めの『ニトリレディス』では逃げ切りと、違った勝ち方ができたことも、気持ちの強さの表われ。

 

 性格は天真爛漫でゴルフIQが高く、小技とパッティングがうまいので、今季あと2~3勝はするだろう」(担当記者)

 

 愛弟子の快挙に、恩師の吉岡さんも驚きを隠せない。

 

「じつは、(吉岡さんの杉並学院高時代の教え子である)石川遼が、軽井沢の初日の彼女のプレーをテレビで見て、『素晴らしいスイングです。世界レベルですね』というメールをくれたんです。

 

 石川とは十数年のつき合いですが、女子選手のスイングを見てメールを送ってきたのは、今回が初めて(笑)。たしかに、まるでローリー・マキロイのようなスイングですよね」

 

 そんな彼女はゴルフを離れると、意外な趣味に没頭している。それは、「刀」である。日本刀好きの父の影響で、小さいころから時代劇を見ていたこともあり、興味を持ったという。

 

 小6時、模造刀を買ってもらい、抜刀や納刀の練習に明け暮れたほど。その縁もあって、日本刀専門店「銀座長州屋」と、今年3月からスポンサー契約を結んだ。笹生のキャップのつばには、赤色の「刀」の文字が輝いているーー。

 


(週刊FLASH 2020年9月22日号)

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