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元楽天・長谷部康平がパン店長に「すべてが自分にとってプラス」

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2020.09.11 16:00 最終更新日:2020.09.11 16:00

元楽天・長谷部康平がパン店長に「すべてが自分にとってプラス」

 

「パンもお米もどっちも好きなんですが、あるとき『おいしい』と印象に残ったパンがあり、仙台で食べられないかと思ったのがきっかけでした」

 

 2008年から2016年まで、東北楽天ゴールデンイーグルスで活躍した長谷部康平さんは、同球団で2019年12月まで営業を経験したのち、現在は東北初出店の生食パン専門店「ラ・パン&トルチェ仙台本店」の店長を務めている。8月にオープンしたばかりだ。

 

 

「選手をやめたとき、野球以外のことに挑戦して、世の中を知りたいと思ったんです。

 

 次はなににチャレンジしようかと常にアンテナを張っていて、その折に出会ったのが『ラ・パン』でした。とても魅力的な商品でやってみたい、と。

 

 店舗運営のほか、広報活動や法人営業などもおこなってます」

 

 現在は店頭販売のみとなっており、お客さんの滞在時間は短いが、丁寧な接客を心がけている。

 

「営業や打ち合わせでお店にいないときもありますが、基本的に店にいますよ。リピートしてくれる方も増えて、楽しく会話しています。『おいしかったよ』と言ってもらえるのが本当に嬉しいですね」

 

 3サイズ展開のクリーミー生食パンが主力製品。多いときは1日500個売れるほどの人気ぶりで、順調な立ち上がりを見せている。

 

「1日3回の販売時間がありますが、各回売り切れ次第終了となります。1回あたりの個数制限はなく、お手土産にもちょうどいいサイズということもあり、複数個お買い上げしてくれるお客様もいらっしゃいます!」

 

 新しいことへのチャレンジであり、すべてが新鮮でやりがいを感じている。

 

「いい経験をさせてもらっています。開店するまでの準備期間から接客での発見、今後の目標設定やプランニング……。すべてが自分にとってプラスになりますね。まずは宮城県内から、ゆくゆくは東北の人すべてに一度でもラ・パンの食パンを食べていただくことを目標に頑張っていきたい。秋頃、店内にカフェも開く予定なので、幅を広げていきたいです」

 


はせべこうへい
1985年5月21日生まれ 岐阜県出身 愛知工業大から、2007年に大学生・社会人ドラフト1位で入団。通算成績:110試合、11勝19敗14ホールドポイント

 

(写真・文/亀井文輝)

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