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プライベートジェット1億円ほか錦織圭「年収36億円」の使い道

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2016.09.16 06:00 最終更新日:2016.09.26 14:26

プライベートジェット1億円ほか錦織圭「年収36億円」の使い道

写真:AP/AFLO

 

 全米OPベスト4で、世界ランク7位から5位にランクアップした錦織圭(26)。優勝賞金3億6000万円には及ばないものの、8750万円を手にした。

 

今年7月、米経済誌「フォーブス」が世界のセレブ100人を発表し、錦織は日本人として唯一、総収入約36億円で82位、またスポーツ部門で29位にランクイン(田中将大が74位)。

 

 その彼が、リオ五輪で銅メダルを獲得。JOC、テニス協会からそれぞれ100万円の報奨金を得たが、「億万長者」にとってはお小遣い程度。だが、「五輪でのメダルが重要だった」と、テニスライターが言う。

 

「テニス界で五輪はそれほど関心が高くないが、広告業界はメダリストに重きを置いている。彼には15社のスポンサーがついているが、メダル獲得で各企業から多額のボーナスが支払われた。その総額は、8億円にも上る」

 

 さらに景気のいい話も。

 

「じつは広告業界での錦織は、今がピークとみられていた。だが五輪の勲章に加え、4大大会でも活躍。彼と契約したがる企業は増えるだろう。現在CM料金は、吉永小百合さんらと同等のトップクラスで6000万円。スポンサー料は、最低で5000万円からといわれていることからも、今後の収入が、50億円に届いてもなんら不思議ではない」(大手広告代理店関係者)

 

 マイケル・チャンへのコーチ料(約2億円)のほか、ツアーに帯同するフィジカル&メンタルトレーナー、栄養管理士、スタッフら総勢14名の費用、3億円程度を自己負担。本業に金をかけるのは、一流選手としては当たり前だが、私生活は意外にも質素だという。

 

「練習拠点のIMGアカデミーに近い米フロリダのブラデントンにある278平方メートルの自宅は、約1億2000万円の物件。ジム設備の整った部屋があり、庭にはテニスコートもあるが、年収を考えればそれほど大きな買い物ではない。

 

 車も契約しているジャガーの黒のコンバーチブル。日本と米国の移動の際もファーストクラスとはいえ、これは契約しているJAL。

 

 贅沢といえば、恋人の観月あこと泊まるホテルのスイートルームや移動のプライベートジェットくらいなもの。ただ、プライベートジェットに関しても、欧州転戦などの短い距離で使用していて、リースなので年間1億円程度」(専門誌記者)

 

錦織が倹約するのは理由がある。

 

「彼はソニー創業者の実弟・盛田正明氏が設立した『盛田正明テニス・ファンド』の援助で米留学したことがきっかけで、トッププロに成長した。将来的には、同じような財団を作り、少年少女の育成を手助けしたいと考えている。その目的実現のためにしっかりと貯蓄している」(テニス関係者)

 

しっかりと将来の設計図を描く、26歳の志である。

(週刊FLASH 2016年9月27日、10月4日号)

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