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広島を支えた往年のピッチャー5人が「伝説の猛練習」を語るスポーツ 投稿日:2016.10.14 12:00

広島を支えた往年のピッチャー5人が「伝説の猛練習」を語る

213勝をあげた北別府学は、いまや家庭菜園の達人に

 

 黒田博樹、野村祐輔を中心に飛躍した今シーズン。今も昔も、広島といえば投手王国。広島市民球場で躍動した5人のエースたちが、栄光の礎となった日々を振り返る。

 

 まだ「赤ヘル」になる前の左腕エース・白石静生(72)が活躍したのは、巨人のV9時代だ。

 

「僕が入ったころというのは、戦力的には弱かった。金もなかったし、設備もない。練習が厳しいというイメージもなかった。ただ寝台車での移動や旅館の大部屋はきつかった。あと、街のみんながカープを応援していて、悪さもできなかったですよ(笑)」

 

 初優勝は白石が阪急に移籍した1975年だ。外木場義郎(71)、池谷公二郎(64)らが活躍し、古葉竹識監督(80)のもとで強いカープは作られた。前年南海からやってきた高橋里志(68)の述懐。

 

「練習はきつかった。朝早くから遅くまでやりました。よそでは30分で終わるバント守備を1時間も2時間もやる。カープの練習がいちばん濃かった」

 

 そんな猛練習も、生え抜きの選手には当然だった。池谷は「チームとしての練習量は、けっして多くなかったですよ」と話す。

 

「ただ、個人がそれぞれよく練習をしていた。ベテランがよ
く動いていたから、僕ら若手が先に帰るわけにはいきませんでした」(池谷)

 

 そんな雰囲気が、1975年から1986年までの12年間で5度優勝の黄金時代を生んだ。そして1989年、ミスター赤ヘル・山本浩二(69)が監督に就任すると、チーム立て直しのため、猛練習を課す。

 

 エースの北別府学(59)も、音を上げた。

 

「浩二さんの1年めは、僕は30歳を超えてますし、まあきつかったですわ。午前中はほとんど陸上部ですよ。何時間も走りっぱなし。あと何周、あと何分走ればいいのかわからない。トレーニングコーチも教えてくれないし、ゴールの見えない練習でした」

 

 まだ3年めだった紀藤真琴(51)にとっても、当時の記憶は鮮明だ。

 

「まずウオーミングアップを毎日2時間。練習で全員から湯気が出ているんですよ。きつすぎて体重は絶対増えない。練習前に一人ずつ体重計に乗って『増えてないか確認じゃ』なんて見られていました(笑)。巨人時代に『地獄の伊東キャンプ』を知っている迫丸金次郎コーチは『あんなもんは地獄じゃない』と言っていたほどです」

 

 時代を超えて受け継がれた力が、25年ぶりに実を結んだ。

(週刊FLASH 2016年9月27日、10月4日号)

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