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瀬戸大也、活動停止明けに優勝復帰も…いまだ復活しない「ベビーカー散歩」
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2021.02.06 10:00 最終更新日:2021.02.06 10:46
「軽率な行動で、たくさんの方に迷惑をかけて、申し訳ありませんでした。恵まれた環境を勘違いしていました」
2月4日、競泳「ジャパン・オープン」の男子400m個人メドレーで優勝した瀬戸大也(26)は、報道陣のインタビューの冒頭、みずからそう謝罪した。
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「軽率な行動」とは言うまでもなく、2020年9月23日に『デイリー新潮』が報じた、瀬戸の不倫問題のこと。報道後に日本水泳連盟から活動停止処分を科されたが、2020年末をもって活動停止期間が終了。1月11日にマネジメント会社のHPを通じて、不倫騒動への謝罪とともに、ジャパン・オープン出場を報告した。
「瀬戸はとても努力家で、練習にはすごく真面目に取り組んでいます。でも、女遊びは以前から有名でした。彼はカッコいいですから、女性が寄ってくるのもわかるんですが、『瀬戸のことをあんなに大事にしてくれている奥様がいるのに……』と、まわりもみんな残念に思っていました。
事態が発覚してからは、まったく連絡を取っていませんが、不倫していたことは本当に許せません。彼のSNSは更新されず、どこで練習していたのかもわかりませんが、スポンサーもいなくなり、厳しい環境のはず。それでも結果を出し続けて、周囲の信頼を取り戻すしかないと思います」(競泳関係者)
現在の瀬戸は、どのような生活ぶりなのか。都内にある、瀬戸の自宅付近の住民が語る。
「引っ越しされて来て、ご近所に挨拶まわりをされていたときは、『とても感じのいいご夫婦』と評判がよかったですね。1人めのお子さんが小さいときは、ベビーカーを押しながら親子3人で仲よく歩いている姿をよくお見かけしましたけど……。2人めが生まれてからは、ご家族ではお見かけしなくなりました。
とくに旦那さんは、騒動以降まったく見かけません。奥さんがひとりで育児をされているイメージで、お子さんを連れてよく車でお出かけしていたのを見たんですが、その車も最近は家の前にないですね……。夜になると電気は点くので住んでいらっしゃるはずですが、ご家族でない方、お手伝いさんらしき人も出入りされているようです」
瀬戸の知人によれば、「自宅はまだ彼の個人事務所名義で所有していて、引っ越していないはずです」という。一方、埼玉県内の瀬戸の実家を訪ねると、母親が取材に応じた。
「息子とは日々、連絡は取りあっていますけれども、親が何か発言するとSNSで騒ぎになって、本当に大変な時代ですので……。今は私たちも、何かお話することが必ずしもいいことではないと思っています。
同じ子供を持っていらっしゃる方ならわかっていただけると思いますけど、もちろん親としては、いろいろな思いがあります。ただ、応援してくださる方もたくさんいますので、息子は頑張るだけ、私たちは見守るだけです」
瀬戸を応援している実家の近隣住民は、エールを送る。
「いつだったか金メダルを獲ったとき、うちの娘にメダルを持たせてくれてね。『おばちゃん、金メダルっていうけど、金は上っ面だけだよ。中は銅なんだよ』なんて言ってました。茶目っ気があって、いい子なんですよ。不倫なんかして信用失くして、本当にもったいない。
役場や後援会が作った応援看板が、あちこちにあったんですけど、それもなくなっちゃった。でも人生、若いうちはいろいろあるもので、七転び八起きです。また優勝したのを見て、『やっぱりすごい、根性あるね』と思いました」
9月の騒動を受けて、所属先のANAから契約を解除された瀬戸。「TEAM DAIYA」所属で出場した今大会は、144日ぶりとなる試合だった。
復帰戦を優勝で飾ったことについて、妻で元飛び込み選手の馬淵優佳さん(26)は、2月5日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)に「文字通り、水を得た魚。水泳をしている彼は、誰よりも輝いてますよね」と、喜びのコメントを提供。瀬戸が再び水泳に打ち込むことで、家庭も再生の道を歩んでいる様子が伺えたが……。支援者のひとりが、こうこぼした。
「不倫報道から2~3日経って、本人から『今回の件で、ご迷惑をおかけしました』と、直接電話がありました。声を聞いて最初は、とても反省しているように感じました。家庭や体のことを彼に尋ねても、ずっと『はい……』としか答えませんでしたし。
恐らく、関係者一人ひとりに電話で謝罪をしているのでしょう。ただ、最後に言われた彼のひと言に、違和感を覚えました。
『今は外出できませんが、また飲みに行きましょう!』
問題発覚からまだ間もない時期に、しかもお詫びの電話で言うことかなと。本当に反省しているのかと正直、いまでも疑問に思っています……」
世間からも近しい人からも、いまだ “疑念” を向けられている瀬戸。続く2月5日の200m個人メドレー、200mバタフライでも優勝を果たし、イメージを払拭できるか。
写真・時事通信