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プロ野球解説者、ファン2000人に聞いたベスト1位は「藤川球児」2位は?

スポーツ 投稿日:2021.07.04 16:00FLASH編集部

プロ野球解説者、ファン2000人に聞いたベスト1位は「藤川球児」2位は?

【プロ野球「好きな解説者」ランキング】

 

 セ・リーグは阪神、巨人ヤクルトの三つ巴状態、パ・リーグはまれに見る大混戦。メジャーリーグでは大谷翔平(26)が覚醒し、本塁打を連発。さらに、東京五輪で金メダルを目指す「侍ジャパン」のメンバーが発表され、例年になく盛り上がりを見せている野球界。

 

 今回、本誌は大手広告代理店がプロ野球ファンにアンケートした「プロ野球解説者人気ランキング」を入手した。今、視聴者が求めている解説者の顔ぶれを紹介しよう。

 

 

 1位は、 “火の玉ストレート” の藤川球児(元阪神など)。

 

「なぜ抑えられたか、なぜ打たれたのか、すべての解説に納得できる」「次はここに投げれば大丈夫という具体的な配球予測がずばり当たる」と、視聴者からの評判は上々だ。

 

「すさまじいほどの高支持率です。野球好きには藤川さんの解説はビンゴなんでしょう。古巣・阪神の好調も、彼の人気アップを後押ししています。NHKばかりか他局からもゲストで呼ばれるほどです」(A局プロデューサー)

 

 一方で、突然の強敵出現に危機感を募らせる “元仲間” からは、ひがみ交じりの声も聞こえてくるという。

 

「ある阪神OBは、『あいつはセーブシチュエーションもロクにわかってないのに』と、愚痴をこぼしていました。さらに、江夏豊氏は雑誌のインタビューで『投球術を持ってない投手』として、江川卓と藤川の名前を挙げています。有識者からの評価は辛めです(笑)」(野球ライター)

 

 2位は同じく阪神OBのスピードスター、赤星憲広。

 

「現役を退いてしばらくたつけど選手目線を感じる」「聞き取りやすい声のトーンや弁舌は好感」と、爽やかな語り口が好まれている様子だ。

 

「コメンテーターとしてテレビ慣れしているからか、コメントが的確で、話す間も抜群です。適性も含めて、評価は藤川さんよりも上というテレビ局関係者は多いですね」(B局プロデューサー)

 

 一方、前出の野球ライターは、少々辛口だ。

 

「『そういう意味では』が赤星の口癖で、解説の際も無意識にか多用しているが、よくよく聞いてみると、どういう意味にもなっていないことが多々ある。和やかにトークをしていても、現役時代のブチキレヒーローインタビュー『入ってねぇんだよ、この野郎!』事件の影もいまだにちらつくし(苦笑)」

 

■「嫌いな解説者」1、2位は元巨人

 

 3位は “昭和の怪物” 江川卓。長らく日本テレビの解説者を務めているが、「予想がことごとく外れるからおもしろい」「配球間違いなど、自虐的な話をおもしろく語っている」など、逆説的(?)に支持されている様子。

 

「タレント性は高いけど、野球評論家としてはそれほど……という評価ですよね。『嫌いな解説者』の2位にも入っています。ちなみに『嫌い』の1位は、同じく元巨人の “悪太郎” 堀内恒夫さん。中高年層に訴求力があるのは強みですが……」(広告代理店関係者)

 

「現役時代の持ち球は、ストレートとカーブだけ。引退後もタレント活動がメインで、プロのコーチ経験もなく、野球理論がアップデートされた形跡もないが、それでもいまだにこの地位に居続けられるのだから、ある意味本物の “怪物” かも」(野球ライター)

 

 4位にはミスタータイガース、掛布雅之が入った。

 

「勝っても負けても掛布さんが元気ならば幸せ」「バッティング理論の話は熱い」など、愛されキャラは健在だ。

 

「支持者のほとんどが阪神ファン。『掛布がいてくれたらそれでいい』という意見もあるほど、大阪では絶対的 “神” です」(C局プロデューサー)

 

「明確な打撃理論を持つが、時に実況アナでもついていけなくなるほどマニアックな掛布節は、阪神ファンの大好物なんです」(野球ライター)

 

 5位には古田敦也が入った。

 

 野村ID野球の後継者であり、監督経験もある理論派だが、アンチも多く、嫌いな解説者でも4位に入った。「さすがキャッチャーと思わせる、専門的かつわかりやすい解説」「監督経験者だけに自分が失敗した話には説得力がある(笑)」などの声が目立った。

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