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竹原慎二に “西武の問題児” 相内誠が弟子入り…令和のガチンコファイトクラブ結成だ!
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2021.10.04 06:00 最終更新日:2021.10.04 06:00
「正直、知りません。聞いたこともない。俺さ……広島カープのファンだし、セ・リーグしか見ないから(笑)。ごめんね」
元WBA世界ミドル級王者の竹原慎二(49)は、今回対面する血気盛んな若者について、こう答えた。日本人で初めてミドル級の世界王座を獲った男が「細くて、いまどきのスタイルの体だね」と評したのは、元埼玉西武ライオンズ投手の相内誠(27)だ。
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波瀾万丈なプロ野球選手生活だった。2012年のドラフト2位での指名直後に仮免許での交通違反が発覚。西武入団後も3度の出場停止処分を受け、相内は球界で “問題児” と悪名高かった。その彼が2020年オフに戦力外通告された後、まず挑んだのが格闘技だった。
185cmの長身と手足の長さを生かして、キックボクサーに転身。今年2月のデビュー戦直前には本誌の取材に「対戦相手が決まるまで、練習はしてなかったです(笑)」と仰天宣言までしていたが、結果は1RでTKO負けを喫した。
「結果がすべてですよ。生意気なこと言おうと結果がよければいい。そういうことは強くなってから言えよ」と、話を聞くにつれ、竹原には怒りが沸々と込み上げてきたようだ。
そして相内に対して「俺が拳で教えてやる」と言わんばかりに立ち上がった――。
一世風靡した『ガチンコ!』(TBS系)の「ファイトクラブシリーズ」終了から約20年。
「当時は “ヤラセ” って叩かれてましたけど、内側は本当に大変でしたよ。ナイフ持って暴れたやつもいたし、チンピラ引き連れて車で乗り込んできたやつも……」
こう振り返る竹原だが、50歳を目前にした彼はいまYouTubeチャンネル「竹原テレビ」で、ふたたび “ファイトクラブ” を作り始めている。
■「 “戦力外通告” だから相内君と一緒だ(笑)」
「2020年4月に、テレビディレクターのマッコイ斉藤さんに相談して『竹原テレビ』を始めたんです。でも、ぜんぜん数字が上がらずに今年2月、マッコイさんから『もう面倒見られない』と “戦力外通告” を受けました。だから、相内君と一緒だ(笑)。俺も心機一転、やっていくしかないな」(竹原)
そうして投稿し始めたのが喧嘩自慢の一般人や有名YouTuber・シバター(35)らを相手にする「ガチスパーリング動画」だ。これらは軒並み1000万回近い再生回数を記録する大ヒットとなった。
「べつにマッコイさんとは仲が悪くなったわけじゃないです。ふつうに連絡も取っています(笑)。いまの企画は僕が考えたり、制作スタッフが考えたり、オファーが来たりとさまざまです。でも、この『竹原テレビ』に懸けているメンバーとやっているので、本気で取り組んでいますよ」