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村主章枝 スケート指導するウラで、製作した短篇映画が受賞していた!「次の夢は長編映画を」

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.01.21 06:00 最終更新日:2022.01.22 06:44

村主章枝 スケート指導するウラで、製作した短篇映画が受賞していた!「次の夢は長編映画を」

 

 寒い日本の冬が活気に溢れていたのは、雪景色を彩る美女の存在があったからだ。彼女たちが魅せた笑顔、名演技、歌声、熱戦の数々が多くの日本国民を勇気づけたーー。一世を風靡した “ウインター美女” たちが、当時の舞台裏を初告白!

 

「2002年のソルトレークシティ五輪ではフリーの曲に『月光』を選びました。ちょうど五輪予選が始まるころにアメリカ同時多発テロが起きて。暗闇の中で道を照らす月光のように、自分の演技から希望や喜びを感じ取ってもらえたらいいなという思いで演じました」

 

 

 こう話すのは同五輪5位、トリノ五輪4位に入賞したフィギュアスケート村主章枝。世界がコロナ禍に苦しむ姿は、当時と似ているという。

 

「スケーターからのメッセージを伝えられるのが、フィギュアの素晴らしいところ。今年の北京五輪では選手の方々に、光や希望が見えるような演技を期待しています」

 

 現役は33歳まで続け、いまは振付師としても活動する。

 

「長く競技生活に身を置いたことで、昔は気がつかなかった精神的なこと、技術的なことが見えてきて。夢だった振付師になった今、その経験がとても生きています」

 

 米国・ラスベガス在住の現在はフィギュアだけでなく、アイスホッケー選手へのスケート指導もおこなう。そして、まったく別分野への転身も……。

 

「ホッケーにもターンや小回りが必要なので、教えていて楽しいです。じつは、2019年から短編映画を製作していて、映画祭で賞をいただいた作品もあるんです。次の夢は長編映画を作ることですね」

 

すぐりふみえ
1980年12月31日生まれ 神奈川県出身 6歳でフィギュアスケートを始め、1997年に16歳で全日本初出場。以降、国際大会で好成績をおさめた。2014年に競技生活を引退、現在はスケート活動の傍ら映画製作会社を設立

 

( 週刊FLASH 2022年2月1日号 )

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