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白井球審、判定不服見せた佐々木朗希へ詰め寄る姿に「当然の注意」「大人気ない」と賛否両論

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.04.25 20:01 最終更新日:2022.04.25 20:12

白井球審、判定不服見せた佐々木朗希へ詰め寄る姿に「当然の注意」「大人気ない」と賛否両論

佐々木朗希に声をかけた白井球審

 

 4月24日におこなわれたオリックス戦で、ロッテ投手の佐々木朗希と白井一行球審をめぐるトラブルが、物議をかもしている。

 

「一悶着あったのは、2回裏2死1塁の場面でした。佐々木が投げた球は決まったように見えましたが、判定はボール。このとき、佐々木は苦笑いを見せ、不満げな表情のままマウンドを降りて数歩前進しました。

 

 そこに、球審の白井さんがマスクを外し、何やら言葉を発しながら、怒気をはらんで佐々木に近づいたんです。捕手の松川虎生が間に入り、ロッテの井口資仁監督もベンチから出てきて、事態はどうにか収まりました」(野球ライター)

 

 

 いったいなぜ、白井球審は佐々木へ詰め寄ったのか。試合後の白井球審は「別に話すようなことはないんで。一切、コメントはしないです」と語るのみだった。

 

 ロッテの井口資仁監督は試合後、「判定に対しては、なにかを言ってはいけないと思います」としながらも、「球審はもっと冷静にやらないといけない」と苦言。

 

 佐々木の表情が問題だったのか? という質問には、「しょうがないんじゃないですか。本人がストライクと思うところをボールだと言われている。そこは審判が流すところ」と私見を述べている。

 

 佐々木の「完全試合」に注目が集まっていた最中、にわかに起こった騒動。ネットでは、賛否両方の声があふれ返った。

 

《佐々木はマウンドを降りていって文句ある態度出してる 注意で済ませてくれたことに感謝するべき》

 

《白井球審が佐々木朗希に注意しに行くのはそれまでの態度からの累積で当然の話で、審判員の対応としては優しかったんやな》

 

《白井球審だけ悪者の雰囲気はどうなのかな。佐々木投手の態度も結構悪いし》

 

《白井球審はどうして試合を勝手に止めたのかを説明すべき。「何も言いません」は職務放棄でしょ…》

 

《今回のはあまりに大人げないし、審判が詰め寄るなんて前代未聞》

 

《100歩、1000歩譲って佐々木朗希の態度に問題があったとしても(問題があったとは全く思わないけど)、選手を威嚇しにいく主審の方が余程問題あり》

 

「白井球審は、出場回数1500回を超える大ベテランで、審判員奨励賞も2度受賞しています。ただ、ジャッジは厳しく、熱くなりやすい性格であることは、以前から広く知られていました。

 

 2018年4月には、阪神先発のメッセンジャーに、暴言を吐いたとして退場を命じる場面もありました。

 

 選手や監督たちが判定に異議を唱えたり、スポーツマンらしくない言動を取った場合、『出場資格を奪って、試合から除く権限を持つ』というルールは、公認野球規則で決まっていることです。

 

 なので白井球審が佐々木に注意をすること自体はありえるのかもしれませんが、はたしてあそこまで感情むき出しに威嚇する必要はあったのか、疑問が残るところです」(同上)

 

 試合から1日経った今も、ネット上では議論が続いている。事態の収束には、時間がかかりそうだ。

 

写真・日刊スポーツ

 

( SmartFLASH )

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