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白井球審による佐々木朗希への “詰め寄り” 騒動、球界OBも続々コメントで注目集まる

スポーツ 投稿日:2022.04.26 19:18FLASH編集部

白井球審による佐々木朗希への “詰め寄り” 騒動、球界OBも続々コメントで注目集まる

汗を拭う佐々木(4月24日、写真・時事通信)

 

 4月24日のオリックス戦で起きた、白井一行球審によるロッテ投手佐々木朗希への “詰め寄り” 騒動。2日たった現在も、球界OBらが続々とコメントを寄せるなど、波紋が広がっている。

 

「話題になっているのは、2回裏の場面です。佐々木の投げた球が外角ストレートに入ったと思いきや、ボールの判定に。佐々木は不満げな表情を見せ、マウンドから数歩足を進めるそぶりを見せました。

 

 

 そこに、白井球審がマスクを外して詰め寄ったんです。捕手の松川虎生が制止するように2人の間に入り、他の審判がなだめたことで、なんとか場は収まりました」(野球ライター)

 

 佐々木の態度を注意しようとしたと見られるが、真意は定かでない。白井球審は試合後「一切コメントはしない」と断言しているからだ。ネット上では「佐々木の態度が悪かった」「あそこまで感情むき出しに威嚇する必要はなかった」など、議論が続いている。

 

 球界OBとしても気になる騒動だったようで、続々とコメントが寄せられている。24日、元楽天監督のデーブ大久保氏は、自身のYouTubeチャンネルを更新。白井球審について「僕が知ってる限りでいえば、めちゃくちゃまっすぐな昭和の審判」だと評した。

 

 そのうえで、佐々木がマウンドから歩を進めたことに触れ、「退場とまでは言いづらいけど、言っちゃってもいいような動きを、実は佐々木朗希がしてしまったのもあるんです。これはわかってもらいたい」と説明した。

 

 一方、元ロッテの清水直行氏は、自身のYouTubeチャンネルで、「朗希の態度は、僕からしたら全然普通。審判はどうしたの? って感じ。行動としてはおかしい。ピッチャーが投げて、ボールなの? ボールかこれ? って(いう態度を取って)何がダメなの」と首をひねっていた。

 

 佐々木の態度が注意に値するかどうかは、意見が割れている。元巨人の槙原寛己氏は、自身のYouTubeチャンネルで「審判として、あの態度はきつい。なめられちゃいけないという思いがあったと思う」と話し、試合後に佐々木に諭すことが正解だったとの見方を示した。

 

 佐々木に対しては、「アメリカに行ったら(審判は)もっと厳しい。そこを見据えるならぐっと我慢して。今回は、戒めとしていい事件だったと思う」と語った。

 

 元大洋ホエールズ(現・横浜DeNAベイスターズ)の高木豊氏も、自身のYouTubeチャンネルで、白井球審の態度にも苦言を呈したうえで、佐々木に向けて「冷静なジャッジをしてもらうために、(球審の)感情を逆撫でする態度は少し控えたほうがいい」とアドバイスしている。

 

 さまざまな意見が交錯することとなった今回の騒動。当事者の佐々木は、25日、ロッテの出場登録から抹消された。

 

 井口資仁監督は「疲れもあるようなので、本人、コーチとも話し合って、一度、抹消することにしました。しっかりと疲れを取ってベストコンディションで次回登板にのぞんでもらいたい」としている。

 

 経験を糧に、またひと回り大きくなった姿を見せてほしい。

 

( SmartFLASH )

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