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大谷翔平 残念すぎる “ヘルメット投げつけ事件” にあった昨季との圧倒的な違い…本塁打数は半分に

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.05.04 14:56 最終更新日:2022.05.04 16:22

大谷翔平 残念すぎる “ヘルメット投げつけ事件” にあった昨季との圧倒的な違い…本塁打数は半分に

5月1日、併殺打に倒れた大谷翔平。このときに股関節を痛める素振りを見せて、途中交代となった(写真・共同通信)

 

 2021年、「MVPスマイル」とまで呼ばれ、プレー以外にも注目を集めた男が苦しんでいる。

 

 5月2日(現地時間、以下同)の敵地でのホワイトソックス戦の8回、代打で登場したエンゼルスの大谷翔平(27)は低めのボールを叩きつけ、ニゴロに倒れた。

 

 このあとに “事件” は起こった。

 

 一塁キャンバスから戻った大谷は、ヘルメットと肘当てを外すとそれをベンチに投げつけたのだ。今季は開幕から30打席本塁打が出ず、本調子とはいえないスタートを切った大谷だが、ここまで怒りの感情を露わにすることは珍しい。

 

 

 前日の5月1日には一塁に向かう際に、大谷は股関節を痛めたような素振りを見せ、その影響もあってこの日はスタメンから外れていた。

 

「前日のこともあり『ケガの悪化をさせたことに怒りを覚えた』という憶測もありましたが、3日の試合にはスタメン復帰を果たしたため、その可能性はなくなりました。そうなると『自身の不甲斐なさ』に大谷は怒ったのでしょう」(MLB担当記者)

 

 自戒の念もあったのだろうが、この行動にはネット上のファンからも苦言が聞かれた。

 

《キレる気持ちは解るけど道具に当たるのはダメ! 大谷翔平選手はグラウンドのゴミを拾ったりマナーが良いから、この映像は残念》

 

《大谷翔平さんヘルメットを投げつけるのはやめてくださいね。気持ちは良くわかりますが。5号ホームラン待ってますよ!》

 

《商売道具は大切にせんと…あせるな いかるな あわてるな》

 

 前出のMLB担当記者はこう話す。

 

「昨季は4月までに8本塁打19打点と絶好のスタートを切った大谷選手ですが、今季はここまで4本塁打12打点と本塁打数が昨季の半分以下にとどまっています。

 

 それだけでなく、昨季は10本以上も低めのボールを本塁打にしていましたが、今季は5月2日の試合のように低めのボールに手を出して、凡打になる形が目立ちます。ここも “ヘルメット事件” につながる圧倒的な違いですね」

 

 エンゼルスは今季、主砲のマイク・トラウト(30)が復帰。投手陣ではメッツ時代にエース投手として活躍したノア・シンダーガード(29)も獲得し、開幕前には大谷が望んだ「勝てるチーム」になった、と言われていた。

 

「ここまでチームはア・リーグ西地区の首位を走っていますが、大谷のなかには『自分が昨季ほど貢献できていない』という思いもあるのでしょう」(同前)

 

 チームも万全、大谷も万全で、早く昨季のようなスマイルを見せてほしいものだ。

 

( SmartFLASH )

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