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入場券300万円!武尊と戦う那須川天心、本誌に語っていた「ルーティンは漫画でイメトレ」
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.06.19 16:50 最終更新日:2022.06.19 16:52
格闘技イベント『Yogibo presents THE MATCH 2022』(6月19日)のメインイベントである、キックボクシングRISEの那須川天心選手と、K-1の武尊選手の試合のゴングが刻一刻と迫っている。
“世紀の一戦” として注目を集めるこの試合は、フジテレビでの放送予定がたち消え、AbemaTVでの放送が予定されている。
同大会での「VVIP 1列席」チケットの値段は、なんと300万円。だが早々に完売し、大きな話題となった。「VVIP 2列席」は200万円、「VVIP 3列席」は100万円、「VIP席」は30万円で、主に高所得者をターゲットとした戦略を取っているものとみられる。
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2021年12月24日におこなわれた対戦カード発表会見で、那須川は「ずっとやりたかった試合ですし、中立な舞台でできることを嬉しく思います」、武尊も「いろんな事情で試合が決まらず、お互いに苦しい思いをしたと思う」と語った。2人はかねて対戦を望んできた相手だったのだ。
「那須川選手は2015年、《武尊選手とグローブを合わせました。大晦日でやろうと。俺はその言葉信じます》というツイートをしています。当時那須川選手は高校生。大晦日ではないのものの、若き日の念願が叶った形になりました」(格闘技ライター)
2017年4月、すでに “神童” と呼ばれていた那須川を本誌がインタビューしている。
「じつはすっごいビビリ屋。この前も友達と富士急ハイランドに行って、お化け屋敷に2時間も並んだのに、怖くて入口で引き返しちゃいました(笑)。好きな科目は家庭科。手先が器用なんで、編み物とかミシンとか得意ですよ」
天才キックボクサーの原点は、5歳から始めた空手だ。父親の弘幸さんが、礼儀を学ばせるために道場に通わせた。
「空手はやりたくなくて、どうやって逃げ出そうかと考えてた(笑)。小学6年のときにテレビで観た『K-1』に引き込まれました。入場から何から何まで全部カッコよかったし、魔裟斗さんに憧れて、僕もこういう舞台で活躍したいって思いました」
アマチュアで105戦99勝5敗1分の成績を引っさげ、中学卒業後に「RISE」でプロデビュー。1R58秒KOという圧巻の勝利を飾り、6戦めにして、最年少16歳で王者に輝いた。
そんな彼のルーティンは、漫画でのイメトレだという。
「格闘漫画を読みながら、今度この技をやってみようって考えてます。僕も『刃牙』のようにイメージトレーニングをしますが、相手は5倍ぐらい強いってイメージで戦います。実際に戦ったときに、こんなもんかって思えたほうが気持ち的に楽なんで。もちろんイメトレ中でも、ほぼやられません。負けるのイヤですからね(笑)」
じつは那須川、漫画「グラップラー刃牙」の主人公・範馬刃牙が、強敵と戦うときに構えるポーズ・「トリケラトプス拳」を試合中に披露したこともあるほどの漫画好きだ。
その “秘技” が、武尊戦でも見られるかも。
( SmartFLASH )