6月25日、7月30日から米国・ワシントンで開催される男子テニス「シティ・オープン」に、錦織圭が出場することが発表された。
1月のシドニーテニスクラシック、および全豪オープンに出場予定だった錦織だが、左股関節痛のため、欠場を余儀なくされた。その後、手術を受け、リハビリに専念してきたが、順調にいけば約半年ぶりに、観客の前でコートに姿を見せることになる。
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「錦織は2021年末、日清との契約が満了し、フリーになりましたが、2022年6月にグローバルブランドアンバサダーを務めているユニクロに所属することになりました。世界ランキングは現在116位まで後退してしまいましたが、万全の体制で復帰に臨めるのではないでしょうか」(スポーツ紙記者)
錦織といえば記憶に新しいのが、1年遅れの開催となった2021年夏の東京五輪。かつて、錦織の両親は彼の少年時代からの性格について、本誌の取材にこう答えていた。
「クレーンゲームからRPG、太鼓をたたくようなものまで、すべてのゲームで、負けん気の強さは発揮されていたね。家族でトランプをするときも、勝つまでやめなかった。とはいえ、家族は誰も負けてあげないから、つねに真剣勝負。泣くまで終わらない(笑)」
持ち前の“負けず嫌い”精神を生かし、東京五輪・男子シングルスではシード戦に勝利するなどして、3大会連続のベスト8入りをはたした。
一方の私生活では2020年12月、かねてから交際していた元ファッションモデルの観月あこと結婚していたことが明らかに。2014年のオフに出会った2人は、約6年の交際を実らせてのゴールインとなった。
「交際については『観月が自由奔放すぎる』といった批判や、『スポーツ選手の妻として適任なのか?』という疑問が、多く聞かれていました。それでも錦織の気持ちは変わらず、観月を恩人との食事会に連れて行って紹介したりと “結婚への階段” を着々と上がってきていました。結婚を機に、2人はプールつきの自宅を購入したそうです」(前出・スポーツ紙記者)
本誌も、結婚前の2人を目撃している。2016年7月、マスターズ決勝進出から凱旋帰国していた、錦織と観月。観月は錦織の前を進み、ともに運転手つきの白いジャガーに乗り込み、東京都北区のナショナルトレーニングセンターへ。錦織を下ろすと、そのまま運転手に自宅まで送られていった。その堂々とした振る舞いからも、このときすでに結婚秒読みを囁かれていた。同年8月、錦織はリオデジャネイロオリンピックで銅メダルを獲得し、テニスでの日本人のメダル獲得としては96年ぶりの快挙を遂げることになる。
「しかし2020年以降、新型コロナウイルス感染、肩のケガなど、錦織はトラブルに見舞われています。今回ほどの長期離脱は初めてで、不安視されている部分もあります。こんなときこそ、家族のサポートが重要になってきます」(同前)
2021年には第1子の妊娠を公表した錦織。新たな家族に、ぜひ「いいところ」を見せてほしい。
( SmartFLASH )