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武尊が「パニック障害」「うつ病」を公表 格闘家人生無期限休養もネットであふれる「希望への感謝」

スポーツ 投稿日:2022.06.27 22:25FLASH編集部

武尊が「パニック障害」「うつ病」を公表 格闘家人生無期限休養もネットであふれる「希望への感謝」

 

 K-1ワールドGPスーパーフェザー級王者の武尊(30)が6月27日、東京都内で会見を開いた。

 

 黒いスーツに身を包み、ベルトを持って会場に現れた武尊は、6月19日におこなわれた那須川天心(23)との試合について、ファンや関係者らに感謝の意を表明。続けて、腰の分離滑り症や前十字靭帯損傷など、これまで公表してこなかったさまざまなコンディションの不調を抱えていることを明かし、コンディションを正常に戻すため、格闘家としての人生を無期限休養期間とすることを発表した。

 

 

 また肉体面だけでなく、精神面でも不調に苦しんでいたことを告白。数年前から精神科に通っており、パニック障害うつ病と診断されたことを語った。本人は「公表するか悩んだ」としながらも、「一回、しっかり休んで、最高の心と体で戻ってくる」と、涙を浮かべながらも前向きな決意を表明した。

 

 これに対しネット上では、武尊を気遣う声であふれた。

 

《武尊選手もパニック障害と鬱病だったんだ…それでもあんなに日本中巻き込んで、かっこいい試合ができるなんて希望でしかない》

 

《こんな体と心で戦い続けてたことが凄すぎます。私には想像もつかない苦痛や苦労が沢山あった中で、大勢の人を魅了してきたこと、夢や希望を与えてくれたことに感謝します。これからもずっと応援します》

 

「武尊選手は、2011年デビューのベテラン。2018年に史上初のK-1ワールドGPで3階級制覇を達成した、言わずとしれたスター選手です。そんな彼が、メンタルの不調を抱えていたというのは、驚きをもって受け止められました。

 

 先日の那須川天心選手との熱戦は、招待された芸能人だけでなく、多くの視聴者の心を惹きつけました。

 

 また、判定負けを喫した後のインタビューで、花道を退場しようとした自分に、たくさんの人が『ありがとう』と声をかけてくれたことについて『希望をもらった』『10年が報われた』と語るなど、誠実さを忘れないところも武尊選手の魅力です。

 

 今回、自分の不調を臆さず公表したことにより、ますます人気は高まると思います」(スポーツ紙記者)

 

 休養期間は未定だが、心の中に目標ができたため、引退ではないとも語った武尊。輝かしい姿が見られる日まで、ゆっくり休んでほしい。

 

( SmartFLASH )

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