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阪神・藤浪、メジャー挑戦に期待度マックス…制球難でも「澤村拓一のように力で押し切れる」の声

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.10.19 21:30 最終更新日:2022.10.19 21:31

阪神・藤浪、メジャー挑戦に期待度マックス…制球難でも「澤村拓一のように力で押し切れる」の声

2013年5月26日、日本ハム戦で、大谷翔平との投げ合いに勝利した藤浪

 

 今シーズンオフにメジャーリーグに挑戦する阪神の藤浪晋太郎投手。2021年オフに球団に意向を伝えており、今回、晴れて挑戦を認められた。

 

「10月17日の会見で、藤浪投手は160キロ超の速球やスプリットなどに自信を見せ、『メジャーの打者と力勝負をすることを楽しみにしている』と語りました。嶌村聡球団本部長も、藤浪投手が10年間在籍し、1000奪三振を上げたことを評価し、快く送り出す姿勢を見せました」(スポーツ紙記者)

 

 

 しかし、今回の藤浪の挑戦を “無謀” だと見る向きが多いのも事実。入団1年めの2013年から3年連続で2ケタ勝利をあげながら、26試合に先発して7勝11敗に終わった2016年以降、チームでも力を発揮できていなかったからだ。

 

「藤浪投手はこれまで、四死球から失点を重ねる悪いパターンが続いてきました。しかし今シーズンは、8月上旬に1軍に再昇格して以降、6試合でクオリティスタート(6回以上、自責点3以内)を記録し、48イニングで44四死球を与えた2021年と比べ、制球難は改善されています」(前出・スポーツ紙記者)

 

 それでも、9月10日のDeNA戦では、打者1人に対して2度の暴投をしており、不安を残しながらの挑戦となる。

 

 だが、メジャーでの活躍を願うファンたちは、藤浪のように制球力に難を抱えながらも活躍した投手になぞらえ、期待度マックスのツイートを多数投稿している。

 

《普通なら無さそうだけど、巨人の澤村がメチャクチャ良くやってるからなあ。大化け期待はあるかもね》

 

《澤村が、成功した例もあるし、細かいコントロールなくても、力で押し切れるさ》

 

《藤浪投手メジャー行くんか。同じノーコン仲間の岡島さんもメジャーで活躍したし、日本より活躍できるかも。ポテンシャルは凄いから、もう一花咲かせてほしい》

 

《レッドソックスで無双した岡島みたいな活躍するのかなぁとワクワク!!》

 

「長く巨人で活躍し、2021年にロッテからレッドソックスに移籍した澤村拓一投手は、力強いストレートが持ち味でしたが、メジャー移籍直前はコーナーを突く投球に傾き、持ち味を失っていました。メジャー移籍後は、直球とスプリットで押す本来の投球スタイルを取り戻し、2シーズン続けて50試合前後の登板を果たしました。

 

 また、巨人、日本ハムで活躍した岡島秀樹投手は、“あっち向いてホイ投法” と呼ばれたリリースの瞬間に下を向く独特の投球フォームで知られます。日本では制球力とメンタル面の弱さを指摘され、フォームの矯正に取り組んだこともありましたが、メジャーでもその投法を続け、中継ぎエースとしてワールドシリーズ制覇に貢献しました」(同)

 

 メジャーの舞台で、160キロストレートで真っ向勝負する藤浪を見てみたい。

( SmartFLASH )

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