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森保監督、称賛と批判が繰り返された残酷な “手のひら返し” に耐えた!…新人時代は「簡単な仕事じゃない」と激怒も
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.12.06 20:55 最終更新日:2022.12.06 20:55
日本国民が一丸となって、その行く末を見守った――。
12月5日深夜、W杯カタール大会決勝トーナメントでクロアチアと対戦した日本代表。勝利すれば悲願のベスト8進出だったが、惜しくも、PK戦の末に敗れた。
日本代表を率いたのは、森保一監督。今大会は、森保監督への称賛と批判が繰り返された。
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「グループリーグ初戦、ランキング上では格上で、敗北が濃厚視されていたドイツ戦に勝利。その際は『ドーハの奇跡』『森保マジック』と采配に賛辞が送られました。
しかし、コスタリカ戦で “まさかの” 敗北。《やっぱりこの程度》と、ファンから多くの批判が集まりました」(週刊誌記者)
決勝トーナメント進出を賭けたグループリーグ最終戦。優勝候補とも言われたスペイン相手にまたも奇跡が起きると、再び森保監督への賛辞が続いた。
「しかし、PK戦でクロアチアに敗北すると、またしても《森保を解任しろ》《勝てる試合だったんだから責任を取れ》という批判があがりました。
コスタリカ戦後、『勝てば称賛、負ければ批判されるのは当たり前』と、監督自身も口にしていましたが、上げて、叩いて、上げて、またも落とすという手のひら返しの連続は、残酷だったと言えるでしょう」(同)
森保監督自身、日本代表を率いるのは相当なプレッシャーだっただろう。
本誌はスペイン戦目前、森保監督が行きつけにしている韓国料理店「炭火焼肉 明洞」(広島市安佐南区)の店主、白承徹さんに話を聞いている。2015年、まだ指導者として成長途中にあった森保監督が、今では考えられない顔を見せたことがあったという。
「その夜、森保さんはご友人と店に来てくれました。うちは、カープのファンがよく利用してくれる店なんですが、野村謙二郎監督(2010~2014年)のもと、チームは低迷していました。話の流れで、ご友人が森保さんに軽い感じで『野村さんがだめなんじゃないかな』と言ったんです」
森保監督と野村氏が、旧知の仲であることは知られている。しかし白さんは、森保監督の豹変が忘れられない。
「あの温厚な人が、一変したんです。『監督は簡単な仕事じゃないんだ!』と怒りだし、口論になりました。そこに野村さんがいたわけではないし、ご友人も悪意があったわけではないのに」
当時、森保監督は監督に就任したばかりの40代半ば。自分のことではないとはいえ、監督への “無能批判” に敏感に反応してしまったのだろう。
しかし、いまや世界からは「死の組」を勝ち抜いた名将として知られることとなった。12月6日、日刊スポーツは、日本サッカー協会が森保氏へ「2年契約プラスオプションで最終的に4年」という形で監督続行のオファーを出す方向だと報じている。
( SmartFLASH )