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【W杯】日本も敗退「PK戦」は運なのか? クロアチア“神GK”がブラジル戦で見せた「データ確認」姿に議論百出
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.12.11 17:42 最終更新日:2022.12.11 17:47
「FIFAワールドカップ カタール2022」のベスト4が出揃った。
12月10日、11日の2日に分けておこなわれた準々決勝の4試合では、クロアチア、アルゼンチン、モロッコ、フランスが勝ち抜いた。
なかでもクロアチア対ブラジル、オランダ対アルゼンチンは、どちらも延長120分までで決着がつかず、PK戦にもつれ込んだ。
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このPK戦でまたも注目を集めたのが、クロアチアGKのドミニク・リヴァコヴィッチだ。
決勝トーナメント1回戦で敗退した我らが日本代表だったが、そこに立ちはだかったのが、リヴァコヴィッチだ。PK戦では日本の1人めの南野拓実がゴール左に蹴ったシュート、2人めの三笘薫がゴール右に蹴ったシュートをそれぞれセーブ。4人めの吉田麻也がゴール左に蹴ったシュートも阻み、日本は万事休すとなったのだった。
ブラジル戦でもリヴァコヴィッチは相手の1人めのシュートをセーブ。これがプレッシャーとなったのか、4人全員がシュートを決めたクロアチアに対して、ブラジルは4人めもシュートをゴールから外し、敗退した。
今大会、PK戦で4度のセーブを見せたリヴァコヴィッチに対し、インターネット上では《クロアチアのGKが神だった》《リヴァコビッチに再び神が降りた》といった驚きの声も上がっていた。
ただ、サッカー担当記者はこのように話す。
「PK戦は、いくら優れたキーパーがいたとしても、その実力だけですべてのシュートを阻止することはできないでしょう。そのため“運の要素”が強いのは間違いありません。
公式記録上でも、決勝トーナメントのPK決着は“引き分け扱い”。今回のW杯は、日本代表が限りなくベスト8に近づいた、と評する声も多いです」
この「PK戦は運か、運ではないか」の論争は選手、解説者だけでなく、市井の人々からも聞こえており、なかなか決着がつかなさそうだ。
しかし、クロアチアの“守護神”であるリヴァコヴィッチについては、こんな目撃談も散見されている。
ブラジル戦で延長後半が終わったあと、クロアチアのほかの選手たちは、円陣を組んでミーティングをおこなっていた。そして、PK戦に突入する直前、リヴァコヴィッチはベンチに戻り、手元で何やら確認している様子を見せた。
SNS上では、このシーンを見ていた視聴者からこんな声が上がっていた。
《もっともPKは偶然ではなく,PK戦が始まる直前に何らかのデータを確認する姿が映っていた》
《PK戦でクロアチアのGK リヴァコビッチが、敵キッカーのデータを確認中》
《PK前にGKリバコビッチが最後までベンチ前で何か見てたが、あれも分析メモなんだろうな》
背中しか見えなかったために、何を確認していたかまでは判別できないが、勝利の可能性を高めるために、できる限りの分析を重ねたことは間違いないだろう。
( SmartFLASH )