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大谷翔平「侍ジャパン」会見に登場で質疑応答が集中! ネットであふれる「栗山監督がかわいそう」
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.01.06 21:11 最終更新日:2023.01.06 21:24
1月6日、東京都内で野球日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督(61)が記者会見を開き、3月に開幕する「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の代表メンバーの一部を発表した。
選ばれたのは米国メジャーリーグで活躍する大谷翔平(28)、ダルビッシュ有(36)、鈴木誠也(28)の3人と、日本球界で活躍する村上宗隆(22)、佐々木朗希(21)、山本由伸(24)、源田壮亮(29)、牧秀悟(24)、近藤健介(29)、戸郷翔征(22)、今永昇太(29)の9人。計12人が名を連ねた。
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会見で司会から抱負を聞かれると、栗山監督は「頑張ったらいいということではなくて、必ずや世界一になって、皆さんに喜んでもらう。そんな野球をやっていきたいと思います」と、強い決意を表明した。
さらに、会見の後半には代表に選出された大谷が早速、侍ジャパンのユニホームを着て登壇。この様子は、地上波テレビのほとんどのニュース番組で、生中継された。
「素晴らしい選手が集まっているので、優勝だけを目指して頑張りたいなと思います」と、短いながらも力強く語った大谷。
その後、質疑応答に移ると、冒頭に司会者から「栗山監督、大谷選手どちらへのご質問かをお話ください」というお願いがされた。しかし、すべての記者が大谷への質問で始まる展開になったのだ。
大谷の隣に座る栗山監督は、ほとんど話すことがないまま、約20分にわたる質疑応答が終わったように見えた。この様子に、インターネット上には“人気者”の大谷に追いやられる格好となった栗山監督への、同情の声があふれた。
《大谷翔平ばかりに質問するんじゃないよ 栗山監督かわいそうだろ》
《栗山に全く質問が飛ばないのさすがにかわいそう》
《質疑応答…結局ほとんど大谷君に質問だった 栗山監督にも何か聞いてあげて欲しかったな》
本当にマスコミの関心は大谷だけだったのだろうか。野球担当記者はこう話す。
「おそらく、テレビ中継されたのが大谷選手の登場以降だけだったので、視聴者の目にそう映ったんだと思います。
じつは、栗山監督がメンバー発表したあとに、監督だけへの質疑応答の時間が設けられていたんです。もちろん、そこでは各媒体が積極的に、監督へ質問をおこなっていました。
その後、一度、会見が中座して、大谷選手の登場となりました。そのため、後半は大谷選手への質問が集中したんです」
侍ジャパンの顔どころか、いまや日本の顔とも言える大谷。こんな誤解を生んでしまうのも、彼への大きな期待の表れか。
( SmartFLASH )