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侍JAPAN、不安たちこめる大敗…本誌が報じていた “韓国が嗤う” ゆるゆるキャンプぶり

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.03.04 18:10 最終更新日:2023.03.04 18:15

侍JAPAN、不安たちこめる大敗…本誌が報じていた “韓国が嗤う” ゆるゆるキャンプぶり

 

 WBC本番に向けた強化試合として、栗山英樹監督率いる侍ジャパンは、3月3日、3試合めの強化試合となる「カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023」中日戦(バンテリンドーム)に2-7で敗れた。

 

 昨季リーグ最下位の中日相手にまさかの大敗。壮行試合3戦めにして初黒星となった。7回から3番手で登板した松井裕樹は、2安打4失点3四球と乱調。栗山監督は「ボールが違うのは投手にとって大変なこと」と松井についてコメントしている。

 

 

 まさかの大敗に、ネット上では栗山監督の采配についての批判が続出。松井は2017年にもWBCに出場し、結果を残せていなかっただけに、抜擢を疑問視する声もあがった。

 

 しかし、チームが抱える不安要素はそれだけではない。本誌は2月、侍ジャパンが抱える諸問題について報じているが、第1回大会から取材してきた記者は、当時こう明かしている。

 

「いまだ、WBC公式球に対応しきれていない投手がいること。メジャー組の野手が不在だったため、内外野の連係プレーができていないことなどさまざまですが、いちばんの懸念は練習が緩すぎたことです」

 

 まさに、今回の松井がそうだ。

 

 そして宮崎合宿直前、ダルビッシュ有は「(日本は)気負いすぎというか、戦争に行くわけではない」と、選手にリラックスのすすめを説いていた。

 

「その影響か、練習中は終始笑みがあふれ、まるで緊張感がなかったんです。イチローが参加した合宿ではもっとピリピリしていて、『戦いの場に臨むんだ!』という雰囲気がありました。記者の間でも、こんな練習で大丈夫なの? という声が上がっていました。

 

 前任の稲葉篤紀監督のときは、金子誠ヘッドコーチが選手たちを引き締める “ムチ役” を担っていましたが、今のコーチ陣には嫌われ役がいない。ダルも予想以上に優しすぎました(苦笑)」(同)

 

 一方、ライバル国は、打倒日本に闘志を燃やしている。あるスポーツ紙記者が、本誌にこう語っている。

 

「日本と韓国のWBCの対戦成績は4勝4敗の五分。今回、日本ほどビッグネームはいないが、日本戦となれば結束力が高まり、目の色を変えて挑んでくる。大リーグ公式サイトも、B組の1位争いの行方を『日本と韓国の力の差はわずか』と紹介しています。

 

 さらに、準々決勝進出となれば、対戦が予想されるキューバや韓国は、日本より早く練習試合をおこない実戦経験を積んでいる。キューバはモイネロをはじめ、日本を知る選手が多くいることも不気味です。

 

 そうしたことを総合すると、今回の侍JAPANは史上最強と言われていますが、準々決勝で姿を消す可能性もあるという報道陣は少なからずいます」(スポーツ紙記者)

 

 世界一奪還が至上命題のはず。しかし、韓国代表が嗤ってもおかしくない “ゆるゆるキャンプ” のツケが出てきたのかもしれない。

( SmartFLASH )

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