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【WBC】大谷・ヌートバーがマウンドで見せた「ペッパーグラインダー」海を越えたポーズが流行の予感!

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.03.07 16:30 最終更新日:2023.03.07 16:30

【WBC】大谷・ヌートバーがマウンドで見せた「ペッパーグラインダー」海を越えたポーズが流行の予感!

3月6日の阪神との強化試合の3回、3ランを放ち「ペッパーグラインダー」パフォーマンスを見せる大谷翔平(写真・時事通信)

 

 3月6日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)開幕戦へ向けた侍ジャパンの強化試合第3弾としておこなわれた、日本代表vs.阪神戦。この日からメジャー組の出場が解禁となり、日系選手として初の代表入りしたヌートバー外野手(25・カージナルス)、大谷翔平投手(28・エンゼルス)のメジャーリーガーコンビが、それぞれスタメンで出場した。

 

 1番・中堅で出場したヌートバーが、2安打1打点と名刺代わりのマルチ安打を放てば、3番DHで出場の大谷は2打席連続ホームランを放つなど、メジャーの底力を存分に見せつけ、本戦へと弾みをつけた。

 

 

 今回、日本のファンの前でついにベールを脱ぐ形となったヌートバーは、初回の初打席でいきなり中前打を放つと、何やら拳を上下にして左右にガシュガシュと回すポーズを披露。

 

 続く3回の第2打席でも、ヌートバーは侍ジャパン初打点となる中前打を放ち、近藤の四球出塁を挟んで、3番大谷が片膝をつきながら右手1本での3ラン。球場が大きくどよめく中、ダイヤモンドを回りながら、大谷も拳を上下にして左右に回すポーズを披露した。これにSNS上では、

 

《ヌートバーも大谷もコショウ挽くみたいなジェスチャーしてたけどあれはなんのポーズなんだろう?》

 

《このポーズ、ご存知の方》

 

などの声が相次いだ。

 

 じつはこのポーズ、カージナルスでもムードメーカーとなっているヌートバーが、チーム内で流行らせた「ペッパーグラインダー」と呼ばれるパフォーマンス。ペッパーミル(コショウ挽き)で、ガシュガシュとコショウを挽くときの仕草を模したものなのだ。

 

「grind」には、コショウなどを「挽く」のほかに「こつこつ粘り抜く」という意味があり、ヌートバーが「grinding it out(歯を食いしばってやり抜く)」と「pepper grinder(ペッパーグラインダー)」に共通する「grinder」を結びつけたことで誕生したこのパフォーマンスは、2022年のシーズン、カージナルスで大流行。

 

 ヌートバーを中心に、好プレーが飛び出すたびに各選手が「ガシュガシュ」やり始め、9月になると、カージナルスのベンチに本物のペッパーミル(ひとつは超特大サイズ)が2つ置かれるように。それ以降、ヌートバーはカージナルスの試合中のベンチで、本物のペッパーミルを回すこともたびたびあり、チーム内でもファンからも、すっかり「ペッパーグラインダー」が定着した。ヌートバーは、カージナルスのファンイベントで、小さな女の子からペッパーミルにサインを求められることもあるという。

 

 そんな、海を越えて持ち込まれたパフォーマンスが、6日の強化試合でたびたび披露されたわけだ。5回には、2打席連続ホームランを放った大谷が、ダイヤモンド1周中に再び何度も「ガシュガシュ」。今シーズンからメジャーの吉田正尚(29・レッドソックス)も、左翼フェンス直撃の2塁打を放つと、2塁ベース上で「ガシュガシュ」。「ペッパーグラインダー」の輪が広がった。これにはファンも、

 

《大谷さんがホームランを打った後に手をグリグリしてた たのしそーって見てたけど、こんな意味があったのねー また楽しみ増えた》

 

《大谷とヌートバーのペッパーグラインダー見れた》

 

《これは侍ジャパンの公式ポーズに認定だろ!》

 

と、大盛り上がり。

 

 この勢いのままに、ヌートバーを筆頭としたペッパーグラインダー軍団が、WBCを席巻してくれることに期待だ!

( SmartFLASH )

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