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大谷が雨で途中降板、ギャンブラーたちが「賭けを取り消しにしろ!」米ツイッターで悲鳴あふれる

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.04.18 17:45 最終更新日:2023.04.18 19:54

大谷が雨で途中降板、ギャンブラーたちが「賭けを取り消しにしろ!」米ツイッターで悲鳴あふれる

雨に負けず投球する大谷(写真・共同通信)

 

 エンゼルス大谷翔平が、4月18日(日本時間)のレッドソックス戦で、今季4度めの先発マウンドにあがった。だが、この日のボストンは、あいにくの雨模様。試合開始が1時間近くも遅れた。

 

 1回裏、立ち上がりの大谷は制球が定まらず、先頭打者にストレートの四球。2つの暴投もあり、早々に1点を献上した。しかし、その後は立ち直り、魔球 “スイーパー” も冴えわたった。侍ジャパンでともに戦った吉田正尚とのMLBでの初対戦は、空振り三振で大谷の “勝ち” となった。

 

 

 2回裏が始まるころ、雨はどしゃ振りになり、球場スタッフがマウンドに砂を入れる作業をおこなった。その間、大谷はベンチへ行くことを要求したものの、審判がそれを許可せず、大谷は10分以上も雨に打たれることになった。

 

 だが、そんな試練をものともせず、2回裏はあっさりと3人で攻撃終了。その後、試合は雨で1時間以上も中断。3回途中から試合は再開されたが、時間が空きすぎたことを考慮し、大谷は2回で降板することになった。

 

 この日の大谷は、2回で31球を投げ、被安打なし、1失点、3奪三振。打っては、5打数2安打という成績だった。試合は5−4でエンゼルスが逃げ切った。

 

 雨に打たれる大谷の姿は話題となり、アメリカではTwitterで「Ohtani」がトレンド入り。大の大谷ファンで知られるMLBアナリストのベン・バーランダーは、

 

《雨が降ることがわかっているのに試合を始めて、先発が2回しか投げられないというのは、いかがなものか(編集部訳)》

 

 と、自身のTwitterで批判している。また、Twitterで目立ったのは「Void Ohtani」という言葉だ。

 

「『Void Ohtani』は、スポーツベットで大谷に賭けたぶんを取り消してくれ、ということです。欧米で盛んなスポーツベットはあらゆるスポーツを対象とし、勝敗だけでなく、点差なども賭けられるようになっています。ツイートを見ると、多くの人が賭けていたのは、この日の登板での大谷の奪三振数のようです。

 

 スポーツベットの業者によって違いはありますが、7以上、8以上三振を取れるかを賭けているところが多いですね。2回までしか投げていないわけですから、すべてのアウトを三振で取ったとしても最高は6。だから、賭けは成立しないだろう、という言いぶんです。

 

 賭けを不成立とし、払い戻しをおこなった業者もありますが、しないところもあるようで、多くの人が怒っているわけです」(スポーツライター)

 

 SNSには、

 

《大谷の投票を取り消してくれ。さもないと、2度とこのブックメーカーを使うことはないぞ》

 

《頼むよ、取り消しにしてくれ。たくさんの税金を払ったばかりなんだ》

 

 など、切実な声があふれている。アメリカで大谷がいかに注目されているか、その証明ともいえよう。

 

 ちなみに、米スポーツベット大手「BeeBet」では、今季のア・リーグMVP予想で、大谷は2.25倍の1番人気。2位が8倍のマイク・トラウトとなっている。

( SmartFLASH )

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