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泥沼貧打の中日が不名誉記録を次々更新「月8度の零敗」「チーム本塁打4本」…SNSでは立浪監督の言葉で大喜利も
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.05.01 17:15 最終更新日:2023.05.01 17:15
「打つ方は、1年間本当に打てないと言われましたけれど、必ずなんとかします」
2021年10月20日、自身の監督就任会見で、こう力強くコメントした中日の立浪和義監督。あの言葉はなんだったのかと思えるほど、昨年に続いて今年も泥沼の貧打にあえいでいる。
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4月30日、本拠地バンテリンドームでのDeNA戦に0-2で敗れた中日は、4連敗、23試合めで8度めの零封負けを喫した。月間8度の零封負けは、リーグワーストタイ記録。通算成績は8勝15敗となり、借金は7。借金7以上で中日が5月に入るのは、1980年の「9」以来となった。
さらに、23試合を終えた時点で、チーム本塁打は4本。ベースボール専門メディア「Full-Count」によれば、これは2リーグ制以降の最少記録を下回るペースだという。
今季の中日のホームランは、現時点でアキーノ、アルモンテ、石川昂弥、龍空の1本ずつのみ。現在、本塁打トップを走る巨人・中田翔の6本、2位の広島・デビッドソンの5本にすら及ばず、このペースのままいくと仮定した場合、143試合換算でシーズン24本塁打となる。
「異次元レベル」とイジられるほどの泥沼貧打に、中日ファンからの嘆き節は止まらないが、試合後の立浪監督は、「我慢してやっていくしかない。(1、2軍メンバーの)入れ替えはないです」と開き直ったようなコメント。
これに疑問を感じたファンも多かったようで、Twitterでは「中日ファン」がトレンド入り。さらに、開幕から8試合で32打数9安打、打率・281ながら、打点0で2軍に降格させられた「ビシエド」もトレンドに入った。
しかし、「入れ替えはない」と言い切ったはずの立浪監督は、5月1日、新外国人のアリスティデス・アキーノ外野手、ともにプロ2年めのブライト健太外野手、味谷大誠捕手の出場選手登録を抹消。この一貫性のなさに、SNSでは
《この監督もしかして遊んでます?》
《ここまで言葉に信用性が無い監督始めてみたよ》
《マジで面白過ぎるわ、立浪インタビューにブチギレてた中日ファン全員ピエロやん》
などの声があがったほか、
《アキーノとブライト落ちたか そうなるとビシエド&鵜飼?》
《これでビシエド、鵜飼じゃないのが立浪流》
と、迷走する立浪采配を揶揄する声も飛んでいる。
監督就任1年めの2022年シーズンは、チーム打率.247・本塁打62(12球団最下位)・得点414(12球団最下位)と例年どおりの打撃不振にあえぐも、阿部寿樹、京田陽太のレギュラー格の内野手2人をトレードで放出。
貧打に悩んでいるのに交換相手がともにピッチャーだったことで、Twitterでは立浪監督のコメントを文字って
《「打つ方は必ず何とかします」じゃなく「打つ方は必ず難と化します」だったんや…》
とネタにされてもいる。さらに、DeNAに移籍した京田陽太がなかなかの活躍を見せていることから、《打つ方はなんと、貸します!》のネタまで誕生し、大喜利状態になっている。立浪監督は「打つ方をなんとかできる」のだろうか?
( SmartFLASH )