王鵬「兄弟力士には負けたくない！」運気上昇の秘密は公園散歩「腰も楽になるしね」

祖父・大鵬が興した大嶽部屋（旧大鵬部屋）の近所にある清澄公園で

「こうやって歩いていると、気分がいいのはもちろん、腰が楽になるんですよ。それに、なんだか “運気” も上がるような気がするんです」

　大嶽部屋から徒歩数分の場所にある「清澄公園」。いつもは隣の「清澄庭園」を散歩するというが、この日は無料開放日で人が多いためこちらを歩くことに。

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「地元なんですよ。生まれてからずっと、中学・高校の6年間以外はこの近くに住んでいますから。夜に来ることもあるし、ランニングしたり。

　地方場所でも散歩はします。特に九州場所はいいですよ。部屋が志賀島という島にあるんです。そこの海沿いの道を歩くのは、気持ちがよくて、毎日散歩してしまいます」

　散歩以外では『ワンピース』『呪術廻戦』など、「ジャンプ」の漫画を読む程度だとか。

　母方の祖父は、大横綱・大鵬。父は、闘争心あふれる相撲でならした元関脇・貴闘力。兄の納谷（三段目）、弟の夢道鵬（幕下）も、同じ部屋に所属している。

「兄弟だから切磋琢磨して、とは思いません。この世界に入れば、それぞれがプロの力士ですから。ただ、お互い遠慮なく、立合いからぶつかっていけるという意味では、いい存在だと思います。やはり、お互い負けたくないという気持ちはありますからね」

　2022年以降はほぼ幕内に定着しているものの、なかなか番付は上がらない。

「いい相撲があっても、それが続かない。そこを克服して上位に行きたい。まずは勝ち越しですが、番付を上げていきたいですね」

おうほう
2000年2月14日生まれ　東京都江東区出身　190センチ179キロ。大嶽部屋。2018年一月場所で初土俵

写真・高橋マナミ　コーディネート・金本光弘

( 週刊FLASH 2023年5月30日号 )