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日本代表「新背番号」エースナンバー「10」は堂安律、久保建英「20」の“冷遇”にネットでは大ブーイング

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.06.14 19:45 最終更新日:2023.06.14 19:45

日本代表「新背番号」エースナンバー「10」は堂安律、久保建英「20」の“冷遇”にネットでは大ブーイング

W杯では11番をつけていた久保(写真・森田直樹/アフロスポーツ)

 

 日本サッカー協会は6月13日、森保ジャパンの背番号を発表。空き番となっていた注目の新“10番”は、堂安律に決定した。

 

 時代とともに形骸化してきているとはいえ、サッカーにおける「10番」は、世界では「王様」と呼ばれたブラジルのペレ、日本では漫画『キャプテン翼』のイメージから、エースナンバーとして認知されている。

 

「それを、W杯カタール大会でゴールを決める活躍を見せた堂安が背負うことには、ネット上ではおおむね、好意的な反応が目立ちます。半面、日本代表の背番号については、スポンサーであるアディダスの意向が反映されているといわれており、歴代10番は、アディダスのスパイク着用者が続いていました。しかし、今回はプーマと契約する堂安が選ばれ、むしろそのことに、サッカーファンから驚きの声が上がっています」(スポーツライター)

 

 

 一方で、どうにも納得がいかなったのが、久保建英(たけふさ)の背番号11番から20番への変更だ。

 

 出場機会を求めてレアル・マドリードからレアル・ソシエダへ完全移籍した久保は、今季35試合に出場して9ゴールを挙げ、これまで日本人選手が活躍をすることが難しかったラ・リーガにおける1シーズンの最多記録を更新。各メディアが選出するシーズンベストイレブン入りするなど、スペイン挑戦4年めで自己ベストのシーズンを送った久保には、日本代表での中心的役割が期待されていただけに、ネット上は新背番号への不満があがることに。

 

《20久保建英!?!?!?!?!?!? わからない、わかりたくない》

 

《久保が20をつけるのはどういう意図なんだろ》

 

《意地でも久保を主役にしたくないのは一体誰の意向? 世界のトップレベルで最も活躍する最も才能のある日本選手を日本代表の中心にしたくない理由がわからない》

 

「サッカーの背番号が多様化してきているとはいっても、20番というのは『控え』選手がつけるのが一般的。10番ではなかったとしても、これまで通り11番でも問題はないし、1ケタや10番台の番号でもよかったはず。

 

 背番号の変更には、ファンにユニホームを買い替えさせたいという意図もあると思われますが、久保はいずれ、長期にわたって10番を背負う逸材というのはファンの共通認識でした」(前出・スポーツライター)

 

 また、久保の“冷遇”には別の背景がある、との指摘も。

 

「アディダスは、2015年に日本サッカー協会と総額250億円の8年契約を結んでいます。久保はアディダス契約者ですから、10番の最有力でした。その契約も2023年で満了。もしかしたら、2024年からメインスポンサーが変更される布石かもしれません」(前出・スポーツライター)

 

 ともあれ、W杯で11番をつけて得点を決めた選手は、2002年日韓W杯の鈴木隆行のみであることから「11番の呪縛」とも呼ばれてきた。背番号変更を機に、久保が日本代表で覚醒するのを期待したい。

( SmartFLASH )

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