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阪神が「観戦マナー」注意喚起ふたたび「相手を侮辱するのは絶対にやめて」…ヒーローインタビュー中の「六甲おろし」も物議

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.08.25 18:49 最終更新日:2023.08.25 19:00

阪神が「観戦マナー」注意喚起ふたたび「相手を侮辱するのは絶対にやめて」…ヒーローインタビュー中の「六甲おろし」も物議

六甲おろしを歌う阪神ファン(写真・時事通信)

 

 8月24日、阪神タイガースの公式アカウントが、SNSで「試合観戦時のマナーについてのお願い」と、異例の注意喚起をおこなった。

 

 18年ぶりのリーグ優勝にむけ突き進む阪神。ファンの勢いも加速していくかと思いきや、球団側が待ったをかけた。公式アカウントは、阪神ファンに向けこうつづっている。

 

《昨今、球場において、残念ながら一部のお客様による誹謗中傷、過度な野次、替え歌等で相手を侮辱するなど、観戦マナーに反する迷惑行為が散見されております。ご観戦にあたり、このような行為は絶対におやめください。》

 

 

《選手・球団、またプロ野球関係者に対する悪質な言動は、本人の尊厳を傷つけるばかりか、観戦に来たお客様、特に子供たちに怖く不愉快な思いをさせてしまうものであり、決して看過することはできません。》

 

 阪神がこうした声明を出すのは、これが初めてではない。2023年4月にも《「選手を誹謗中傷するようなヤジ」や「侮辱的な替え歌」は絶対にお止め頂きますようお願いいたします》と呼びかけていた。だが、今回の注意喚起はほぼ同じ内容のうえ、さらに長文となっており、この数カ月間で改善は見られなかったようだ。

 

 SNSでは、球団の声明に賛同する声が続々と寄せられた。

 

《突撃四連発のくたばれコールと商魂は本気で辞めさせるべき、流石にキツい》

 

《ヤジや相手に対する煽りや中傷侮辱を「伝統」として、正当化しようとする人はもうそういう時代ではないと言うことをいい加減認識すべき。野球は一部のコアなファンだけのものではない》

 

《現地行って思うけどほんまに過度な野次飛ばす人おるよなぁ...うるさいだけやねん しょーもない野次飛ばすより全力で応援お願いします》

 

「阪神ファンの治安の悪さは、今に始まったことではありません。18日のDeNA―阪神戦でも、代走・熊谷敬宥の盗塁死をめぐり岡田彰布監督が猛抗議するなか、『岡田! 岡田!』と岡田コールが沸き起こりました。

 

 しかし、判定は覆らず、阪神ファンの怒りは最高潮に。阪神の逆転負けだったこともあり、レフトスタンドからメガホンやゴミが投げ込まれる事態となりました。

 

 さらに、ヒーローインタビュー中に六甲おろしを歌ったり、ブーイングの声が響いたりと、『さすがにやりすぎ』と批判が集まっていました」(スポーツ担当記者)

 

 一部では「野次は文化」と主張する声もある。だが、時代の変化とともに、超えてはいけない一線も変わってきているのかもしれない。

( SmartFLASH )

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