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岡田彰布監督「巨人やしちょうどええ」眼前“最速V”を有言実行! 「父親が5歳から野次らせた」仇敵への強烈対抗心

スポーツ 投稿日:2023.09.14 21:25FLASH編集部

岡田彰布監督「巨人やしちょうどええ」眼前“最速V”を有言実行! 「父親が5歳から野次らせた」仇敵への強烈対抗心

2005年にリーグ優勝した際に「美酒」に濡れながら、笑みを見せていた阪神・岡田彰布監督(写真・馬詰雅浩)

 

 9月14日、プロ野球阪神タイガースは、本拠地甲子園で読売ジャイアンツを相手に4-3で勝利。18年ぶり6回めのセ・リーグ優勝を決めた。

 

 指揮官の岡田彰布監督(65)の口癖から誕生した「アレ(優勝)」という言葉もクローズアップされ、大きな注目を集めていた14日の試合。

 

 

 さらに対戦相手が“永遠のライバル”といわれる巨人だったために、甲子園球場はヒートアップしていた。

 

「それだけでなく、岡田監督自身も9月11日に報道陣の前で、甲子園での3連戦で優勝が決まることを聞かれると、『相手も巨人やし、ちょうどええのはええけどな(笑)』と、笑顔で答えていました。

 

 阪神が2003年に記録した『9月15日』という最速優勝の球団記録の更新を、巨人戦で有言実行した形ですね」(阪神担当記者)

 

 2005年に阪神をリーグ優勝に導いた際も、甲子園での巨人戦だった岡田監督。

 

「たんに早く優勝を決めたい、というよりも『巨人を倒して』という強い意志を感じましたね。

 

 両球団とも歴史あるチームですが、優勝回数では阪神が巨人に大きく水を開けられています。岡田監督の現役時代も、1985年の日本一の1回だけ。だからこそ、ああいった対抗心をむき出しにしたコメントが出てくるのでしょう」(前出・阪神担当記者)

 

 岡田監督自身も“阪神のために生まれてきた”というべき環境で育ってきた。

 

「父親の勇郎さんはもともと阪神の“タニマチ”ともいえる人物で、阪神後援会の重鎮でした。

 

 岡田家にもしばしば阪神の主力選手が招かれており、少年時代から岡田監督は、故・村山実氏らと交流があったんです。

 

 勇郎さんは、5歳の岡田を阪神選手の自主トレに参加させたり、甲子園の三塁側スタンドから巨人選手を野次らせたほどです。

 

 そのため、早稲田大学からドラフト1位で阪神に入団した際も『入るのが当然の流れだと思っていた』と心境を明かし、現役終盤にオリックスに移籍した際は『これからも阪神ファンです』と会見で泣いたほど。

 

 2005年の優勝時も、亡き父親の誕生日に優勝を決めて涙を流していましたね。打倒・巨人の“猛虎魂”は、誰よりも強いんです」(球団関係者)

 

 また、岡田監督は「巨人に対してリベンジに燃えていた」と、スポーツ紙デスクは語る。

 

「岡田監督史上でいちばんの屈辱は、2008年の歴史的なV逸です。開幕のスタートダッシュに成功し、2位に最大13ゲーム差をつけて、7月中旬にはマジックも点灯していました。

 

 しかしその後、大失速して巨人にまくられて2位で終了。クライマックスシリーズでも3位の中日に敗退し、岡田監督はすべての責任を取って辞任しました。

 

 このことを強く意識していて、巨人を倒し、優勝を勝ち獲ってこそ『リベンジが果たせた』と、岡田監督は初めて思えるのです」

 

 永遠のライバルを倒しての優勝に、関西が熱狂するのは“そらそうよ”!

( SmartFLASH )

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