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立浪和義監督の続投に開幕投手も「う~ん」と意味深投稿→削除…「理解を得られた」球団代表の理由に中日ファンは絶望
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.09.16 17:00 最終更新日:2023.09.16 17:12
9月15日、プロ野球の中日ドラゴンズは立浪和義監督(54)の続投を発表した。
しかし、この日はわずか3安打で、宿敵の読売ジャイアンツ相手に「0対7」と惨敗。今季、何度も繰り返された“零封敗戦”に、ドラゴンズファンのため息がスタンドを包んだ。
そんな最悪のタイミングで、立浪監督の続投は発表されたのだ。
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試合後、中日の加藤宏幸球団代表は、来季が立浪監督との3年契約の最終年となることを前提に、「昨日(14日)阪神が優勝した。球団社長、オーナーも含めて理解を得られたので、このタイミングでいいのではないかということで発表した」と、続投発表の理由を説明したが、これにドラゴンズファンの怒りが爆発。
《オーナーも含め理解を得られたって具体的に誰の理解なの???ネットは大荒れでファンはほとんど怒ってますが。プロ野球チームってファンあってのものでは?》
《ファンの理解は得られていない》
《加藤球団代表って何考えてんだろ》
と、敗戦でイラ立つファンの神経を逆撫でするかのような、加藤球団代表の発言に批判が続出。
「立浪続投」「ドラゴンズファン」などと同時に、「球団代表」までもがトレンド入りする事態となった。
そうしたなか9月16日深夜、自身のX(旧ツイッター)に
《うーん。》
と、意味深な投稿をしたのは、2023年の中日の開幕投手を務めた小笠原慎之介(25)だった。
投稿が立浪監督の続投発表の夜だったために、心配したファンから「大丈夫?」「お願い。どこにも行かないで」などの声が複数上がる事態になった。
その後、この投稿を削除した小笠原は同日朝に、
《特に意味はないです笑笑》(現在削除済み)
《実は便秘気味的な笑》
と“火消し”のような投稿を続けたのだった。
「しかし、小笠原のその後の投稿をどこまで額面どおりに受け取っていいものかという疑念は拭えません。ただでさえ、今季のドラゴンズは『選手とベンチに一体感がない』『立浪監督から選手の気持ちが離れている』などと、たびたび指摘されていますからね」(スポーツ紙記者)
あまり知られていないが、昨季終盤も、中日ではSNSを発端にした“騒動”があった。
中日は、2022年9月29日に当時高卒2年めだった上田洸太朗を「チームの規律に違反した」として、謹慎処分を下していたのだ。
「じつはこの直前に、上田は自身のSNSのアカウントで『監督が悪いんで気にせんでください』という返信に対して『いいね』をつけていたことが一部で話題になっていたんです。
当時、詳しい違反理由などは明らかになっていませんでしたが、タイミング的にも『監督批判のせいだ』と、関係者の間では噂になっていたんです。
また、今季の8月29日のヤクルト戦で、ホームインした岡林勇希がベンチ前にいた立浪監督に何か言われたあと、左右の手袋を思い切りベンチに投げ捨てるというシーンがあり、『立浪監督にキレたのでは?』と話題になったこともあります。
邪推の部分もありますが、それほどまでに周囲からは、立浪監督と選手たちの関係は冷え切って見えているんです」(前出・スポーツ紙記者)
来季を見据えてか、9月16日から投手転向2年めの根尾昂を今季初めて一軍に合流させた立浪監督。
吹き荒れる逆風に、“ミスタードラゴンズ”は3年めの結果でギャフンと言わせるしかないのだが......。
( SmartFLASH )