今年も物議を醸すのか、それとも世間も納得となるのか……。
9月14日、阪神が18年ぶり6度めとなる、悲願のリーグ優勝を達成した。そんななか、メディアで話題となっているのが、岡田彰布監督が「優勝」を意識しすぎないようにと、代用していた「アレ」というワード。
元宮崎県知事の東国原英夫氏や、イラストレーターの成瀬国晴氏をはじめ、ネット上では早くも年末恒例の「ユーキャン新語・流行語大賞」(現代用語の基礎知識選)年間大賞の最有力候補では、との意見が見られている。
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流行語大賞といえば、2015年の「トリプルスリー」、2016年の「神ってる」、2021年の「リアル二刀流/ショータイム」、2022年の「村神様」が年間大賞に選ばれているが、そのセレクトが野球関連の言葉に偏っていると指摘されることもしばしばだ。そのたびに、選考委員を長年務める野球好きの漫画家・やくみつる氏がやり玉にあげられ、「ゴリ押し」との批判を浴びることも。
「2022年は野球関連のワードが6語もノミネートされましたが、2023年も『アレ』のほかに、WBC関連で大谷翔平の『憧れるのはやめましょう』やヌートバーの『ペッパーミル』が年間大賞候補と目されています。
さらに、ここにきて岡田監督がよく食べている『パインアメ』、囲み会見の合間によく発する『おーん』もノミネート入りすると見られ、またしても野球に偏りそうな気配です」(スポーツライター)
SNS上でも、
《野球枠やくみつるの苦しい言い訳が毎年楽しみです》
《「またやくみつるの野球推しかよ」というブーイングが起きるところまでが年末の伝統芸》
といったコメントが飛び交い、2022年のデジャブを予想する人も多いようだ。
「2022年の表彰式では、冒頭の選考委員あいさつで、やく氏自身が“ねじ込み”を否定する一幕もありました。2023年は、実際に世間をにぎわせたワードが『ジャニーズ』『ビッグモーター』『ガーシー』といったネガティブなものが多いため、2022年以上に年間大賞は野球関連ワードに絞られてくるのでは。
世間の反応を見るかぎり、本命が『アレ』、対抗が『憧れるのは~』といったところでしょうか」(前出・スポーツライター)
もっとも、これだけ「アレ」が話題になったことで、かりに批判が飛び出たとしても、やく氏は岡田監督の口癖よろしく「そらそうよ」と開き直りそうだ。
( SmartFLASH )