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「面白くないやんか」阪神・岡田監督「ドラ1指名公表やめへん?」提言に賛同集中「ずっと思ってた」
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.10.12 14:52 最終更新日:2023.10.12 14:55
10月11日、阪神・岡田彰布監督が、26日に予定されるドラフト会議について1位指名の非公表化を訴えた。
すでに巨人が発表しない方針を固めていることを問われた岡田監督は、「俺もせえへんよ。そんなん、当たり前やろ」と即答。2022年のドラフトでは、阪神、ロッテ、DeNAを除く9球団が1位指名する選手を公表し、盛り上がりに欠けたことを踏まえ、こう提言した。
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「今年(2023年)は(ドラフト会場に)客を入れるとか言うてるから、(事前に1位指名を知っていれば)そんなん、面白くないやんか。何のためのドラフトやねん」
さらに、ドラフト開催当日まで野球ファンの楽しみや関心を高められるよう、日本野球機構(NPB)に「公表禁止令」を求めた。
「誰を指名したかで、そこでワ~ッと沸くわけやんか。(NPBが)マスコミに言わないように、そんな指令を出せばええと思うけどな」
2022年のドラフトは、最初に巨人が公表したのを皮切りに、ドラフト前日に中日とヤクルトも公表し、9球団が事前に1位指名を公表する、異例の事態に。「50年近い日ハムファン」を公言するタレントの伊集院光も、自身のTwitter(現X)に《ドラフト。今年は各球団が一位指名を事前に発表する傾向。なんか話し合いみたいで不思議。さて、残るチームはすでに発表された選手に挑むか否か》と書き込むほどだった。
「ドラフト当日は、事前公表していなかったロッテが荘司康誠(立教大)、阪神が浅野翔吾(高松商高)を指名し、競合したものの、いずれも先に指名を公言していたチームが交渉権を獲得。事前に1位指名を公表していた9球団すべてが交渉権を獲得したことで、ドラフトとして盛り上がりを欠いたことは否めません」(スポーツ担当記者)
岡田監督は、早大からプロを目指し、1979年のドラフトで6球団から1位指名を受けながら、抽選であこがれの阪神に引き当てられた強運の持ち主。だが、監督としての抽選は通算1勝8敗。そんな「くじ運の悪さ」度外視の提言に、SNSでは賛同する声が多く上がった。
《ほんとこれ 事前に知ってたら面白味にかけるんよ》
《これずっと思ってた まあ、選ばれる側からしたらほっとする部分ではあるだろうけど、意中の球団じゃなきゃ複雑だろうし なんとも言えないけど、私はどんでん派だなぁ》
《そらそうよ。昨今ドラ1に関しては事前公表なんかでほぼ予想された通りの指名で「でしょうね。」て感じが多く、「おーっ、そう来たか」が少なすぎる》
《全球団公言なしの状態でドラフト会議当日迎える方が確かに楽しめそう 公言は駆け引きのツールであり誠意を見せる効果もあるけど、個人的には公言無いドラフトも見てみたい》
4年ぶりに有観客で開催されるドラフト。2022年とは違う「どんでん返し」は起きるだろうか。
( SmartFLASH )