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「野球は捕手から」広澤克実が巨人の“扇の要”を小林誠司に期待【第一人者が推す次世代スター】
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2024.01.13 06:00 最終更新日:2024.01.13 06:50
AIの普及で未曾有の変革期を迎える人類社会――。しかし、本誌が各界第一人者を取材すると、野球界は、“この若者”が背負ってくれると太鼓判を押してくれた。
故・野村克也氏のもとで徹底的に鍛えられただけに、広澤克実氏には「野球は捕手から」という考えがある。
「1990年、古田敦也がヤクルトに入団してから、投手がみんな成長しましたからね。あらためて『野球は捕手』を思い知らされました。原辰徳前監督が小林誠司を使わなかった理由は分かりません。ただ、昨季巨人の正捕手を務めた大城卓三は、扇の要というポジションからいえばBクラスです。その点、小林は配球も巧みだし、肩は球界トップクラス。彼が正捕手に就けば、投手は安心すると思うんです」
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昨季セ・リーグ4位に終わった巨人は現在、2年連続Bクラスに沈んでいるが……。
「不調の理由の多くはバッテリーにあったと思っています。そこを阿部慎之助新監督がどう感じているか。優勝はともかく、Bクラス脱出のためには、小林の再ブレイクが鍵を握っていると思います」
こばやしせいじ
日本生命を経て、2014年D1位で巨人入団。正捕手として3度のリーグ優勝に貢献も、昨季は9打数1安打にとどまった