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ロッテ佐々木朗希、キャンプイン目前なのに契約未更改で広がる憶測「退団するの?」…高木豊は「練習生として渡米」説
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2024.01.26 06:00 最終更新日:2024.01.26 06:00
2月1日のキャンプイン目前にして、球団との契約更改をいまだ終えていないロッテの佐々木朗希。このままでは「自費キャンプ」となる可能性が取り沙汰されている。
さらに1月25日、『文春オンライン』は、佐々木が2023年シーズンに選手会を脱退していたと報道。選手会とは労働組合で、待遇改善などについて球団と交渉をおこなう。選手会に加入していない若手は佐々木だけで、ロッテ球団は「自分の判断で決めた」と回答したという。
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衝撃的なニュースを受け、X(旧Twitter)は《朗希、心配だな》《ロッテ退団するのかな?》《気持ちは既にメジャーかな》などと大荒れだ。
野球担当記者は「佐々木が選手会を抜けた理由はわからないが、それよりも、契約未更改が心配」として、こう続ける。
「ロッテのキャンプ地は石垣島なので、2月1日に間に合わせるには、遅くとも1月30日には移動しないといけない。もう1週間もありません。
契約交渉には代理人が絡むことが多く、関係者のスケジュールが合わないから更改できていないということなら理解できる。でも、そういった話は聞こえてこないので、おそらく揉めているのでしょう。
もしかしたら、キャンプそのものに参加しない可能性もある。今シーズンからのメジャー行きにこだわり、球団と交渉を続けているのかもしれない。
野球評論家の高木豊さんが自身のYouTubeチャンネルの動画で言っていましたが、ロッテを任意引退し、メジャーの練習生になる可能性もゼロではない。ただし、引退した選手の保有権は3年間ロッテにあり、ほかの球団でプレーすることはできません。生活費などの最低限のサポートを受けながら、自主トレをすることは可能でしょう。
とにかく、この段階で本人も球団もノーコメントというのは予断を許さない状況です。球団との話し合いがこじれるほどイメージが悪くなりますし、佐々木はまだ日本での実績が少ないので、メジャー行きは時期尚早に思えます」
完全試合を遂げたシーンは鮮烈だったが、佐々木はまだシーズンで2桁勝利に達したことがない。日本での投球回数はこれまでにメジャー移籍した投手と比べて圧倒的に少ないだけに、もう少し日本で実績を積んでほしいと思うファンも多いだろう。
過去に2度、自費キャンプを経験した元西武のG.G.佐藤氏は、1月23日、「X」に《朗希君にはよく曲がる変化球のように柔軟な考え方をしてほしい》と投稿しているが、“令和の怪物” に相応しい賢明な判断を誰もが望んでいる――。
( SmartFLASH )