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伊東純也「僕は巻き込まれた…代表離脱は納得できません」苦しい胸中を独占告白…元マネージャーXも“刑事告訴”で見えてきた事件の全貌

スポーツ 投稿日:2024.03.06 06:00FLASH編集部

伊東純也「僕は巻き込まれた…代表離脱は納得できません」苦しい胸中を独占告白…元マネージャーXも“刑事告訴”で見えてきた事件の全貌

スタメンで活躍中の伊東。チームは性加害報道後に伊東との“連帯”を示している(写真・時事通信)

 

「私も告訴されそうなんです。いったい、A子さんが何を考えているのかわかりません……」

 

 と語るのは、サッカー日本代表を揺るがす大事件の渦中にいるX氏だ。

 

 仏リーグ、スタッド・ランスに所属する伊東純也が、準強制性交等罪などで刑事告訴されたのは、1月18日のこと。以来、本誌は訴状や関係者の証言、記録映像などから事件の検証を重ねてきた。

 

 

「昨年6月21日に大阪でおこなわれた代表戦後、タレントのA子さんとB子さんは、ホテルで泥酔させられたうえ、伊東と彼の専属トレーナーから性加害を受けたと主張しています。一方の伊東側は断固否定し、女性2人の告訴は虚偽であると逆告訴したうえ、民事でも損害賠償を求めています。アジアカップの最中に『週刊新潮』がこの事件を報じ、伊東は代表を離脱させられました」(社会部記者)

 

 事件の前日、都内で暮らすA子さんとB子さんを大阪に連れて来たのは、2人が所属する芸能事務所社長と、当時D-Sports社(以下、D社)に所属し、伊東のマネージメントを担当していたX氏だ。そのX氏に何が起きたのか。

 

「D社は、昨年4月にタレント事業部を立ち上げ、A子さんとB子さんが所属する事務所に業務委託していました。当然、事務所社長とは仕事上のつき合いがあり、その延長線上でA子さんとも知り合いになったんです」(X氏)

 

 2023年5月に、A子さんから仕事の一環として都内にある個室サウナで、SNS用の写真を撮ってほしいと依頼されたX氏。そこで事件は起きた。

 

「撮影を終え、私が先にサウナを出て寝ていたところ、水着姿のA子さんから、突然性的な接触を受けたんです。そんなつもりはなかったので困惑しましたし、もちろん断わりました。後日、所属事務所の社長から聞いて知ったのですが、A子さんは『Xさんに断わられたけど、私はその日最後までと決めていた』と、社長に報告していたそうです」(X氏)

 

 X氏とA子さんはそれ以上関係が深まることはなく、2023年6月の事件を迎えたという。つまり、A子さんはX氏と“気まずい”関係のまま、大阪のホテルにやって来たわけだ。X氏はホテルの飲み会に参加したものの、中座して隣の部屋で朝を迎えている。X氏にとって“水着姿でアプローチ”するA子さんを、なぜ伊東に引き合わせたのか。

 

「こんなトラブルになるとは思っていませんでした。6月の時点ですでに、D社のタレント事業がうまくいかず、A子さんの芸能事務所とは契約を解除していたんです。事務所社長には申し訳ない気持ちがあったので『大阪で日本代表の試合が観たい』という社長やA子さんの頼みを無下にすることはできませんでした。それに、ホテルに行く前の宴席からみんな楽しそうに飲んでいたんです。途中で『もう帰れ』と言って、座を白けさせたくないと思いました。男女が複数人いるなかで、“性加害トラブル”に発展するとは予想もできません。翌日伊東の番組収録に同行しましたが、ホテルで何があったのか話していません。良識ある大人ですから、男女4人で部屋にひと晩一緒にいたところで、何かあったのか聞くこと自体が失礼ですから」(X氏)

 

 それからしばらくして、A子さんは伊東から性加害を受けたと主張するようになり、事務所社長にくわえ、A子さんのスポンサーを名乗る男性との“話し合い”が始まった。

 

「その男性から『親切にしとんのに、その態度はなんや』『どうなっても知らんで』と、関西弁でまくしたてられ、恐怖を感じました。長髪、上下揃いのスウエット姿、ブランド物のリュックという出で立ち。以前、A子さんの所属事務所社長が『芸能界はトラブルも多い。だから、一種の暴力装置を用意している』と話していたので、そのことが頭をよぎりました」(X氏)

 

 そして2023年12月23日、A子さんの代理人弁護士から受任通知が届いた。そこには「5月に発生した強制わいせつ被害事件」について、X氏を「被告訴人とする刑事告訴の依頼を受けた」と書かれている。

 

「つまり、A子さんは昨年5月のサウナで、自分から性的接触しようとしたことまで“被害を受けた”と言うのです。実際に告訴したのかわかりませんし、警察の捜査などは受けていません。もちろん私は、断固として否定します」(X氏)

 

 本誌は、A子さんの代理人弁護士に“サウナの件”について確認したが、期日までに回答はなかった。

 

 事件の背後でうごめくあまりに複雑な人間関係――。代理人弁護士を通じ、伊東本人にコメントを求めたところ、苦しい胸中が明かされた。

 

「僕は最初から巻き込まれたと思っています。自分に非がないことはわかっているので、代表を外されたとき、正直納得できませんでした。嫌疑がなかったことをしっかりと証明し、今後も皆さんに応援してもらえるように頑張ります」

 

 伊東の復帰は、日本代表にとっても切実な問題だ。

 

「右に伊東、左に三笘薫という、超強力なウイングを使った攻めが、森保JAPANの戦略です。しかし、三笘は腰の怪我で今季絶望的。両翼を失った日本は、3月21日におこなわれるW杯2次予選の北朝鮮戦で苦戦するでしょう。警察の捜査を待たずに再招集するのは難しいですが、伊東には6月のW杯2次予選までには復帰してほしいのが、代表関係者の本音です」(サッカー関係者)

 

“絶対に負けられない戦い”の結末は……。

( 週刊FLASH 2024年3月19日号 )

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