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「ひっきりなしに携帯に着信が」水原一平氏、周囲が感じていた“異変”と「大谷以上」徹底した秘密主義
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2024.03.24 14:30 最終更新日:2024.03.24 14:30
米球界を揺るがしている大谷翔平の元通訳・水原一平氏の違法賭博問題。MLBも「調査手続きを正式に開始した」と声明を発表し、さらに大きなスキャンダルへと発展していきそうだ。
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水原氏はギャンブルによって多額の借金を抱え、大谷の口座から違法ブックメーカーへ送金されたのは、少なくとも450万ドル(約6億8000万円)。水原氏は2021年に胴元のボーヤー氏とカジノで知り合い、2022年の年末には負けによる借金が100万ドル(約1億5000万円)になり、その後、さらに膨らんでいったとされる。
そんな水原氏の“異変”を見ていた人物がいる。
「会食をしているとき、水原さんの携帯電話にひっきりなしに着信があるんですよ。『どうぞ、出てください』と言うと、『いや、これは出なくて大丈夫なんで』と苦笑いしていました。いま思えば、借金の催促か何かだったのかと……」
そう語るのは、あるNHK関係者だ。NHKはMLBの中継や、大谷翔平のドキュメンタリー番組を制作しており、この関係者によれば「水原さんにもたいへんお世話になった」間柄だという。
「大谷選手の取材に関しては、エンゼルスに権限があり、交渉が必要だったのですが、その仲介も水原さんがおこなってくれました。今回の件でお金の話が出てきていますが、水原さんから別途に謝礼を要求されたことは一度もありません。ただ、食事の誘いにはよく応じてくれました」(同前)
ギャンブルについてはどうか。
「じつはアメリカのコーディネーターから、水原さんがギャンブル好きだと聞いたことはあります。しかし、水原さんと話していてそんな話題が出たことはないし、あの実直な方がそんなことをするとは、想像できません」(同前)
また、現地でMLBの取材をしているスポーツ紙記者は水原氏を「徹底した秘密主義者」だという。
「突然、結婚を発表したように、大谷選手がプライベートに関して秘密主義だということは有名ですが、それ以上に秘密主義だったのが、水原さんなんです。
エンゼルスでは大谷以外の選手からも信頼され、大谷の移籍にともなって、水原さんがチームを離れることを悲しむ選手も多くいました。それなのに、水原さんのプライベートに関しては、知っている人が誰もいないんです。ある選手は『イッペイは趣味の話になると、途端に黙り込む。そこに関しては話したくないようだ』と話していました」
2012年から2017年まで、日本ハムで球団通訳をつとめた水原氏。当時、日本ハムに在籍していた選手はこう語る。
「一平ちゃんは、とにかく気配りが利く人。外国人選手がマナーの違いに戸惑っていれば、すぐに気づいて助けるし、子どもの面倒までみていた。別に高級品が好きでもなかった。それがアメリカに行って、まわりの選手は億万長者ばかり、自分も次第に高給取りになって……そこで金銭感覚がおかしくなったのかな。そうとしか思えないんですよ」
金は人を変えるのか――。
( SmartFLASH )