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解説者も“世紀の大誤審”に爆笑…DeNA×中日戦で起きた珍事、視聴者も「ファンにボコられる」と呆れ
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2024.04.11 20:06 最終更新日:2024.04.11 20:37
春の珍事だ。こんなにあからさまな誤審が過去にあっただろうか?
4月10日、横浜スタジアムでおこなわれた横浜DeNAベイスターズ×中日ドラゴンズ戦。“問題のシーン”は、1回表中日の攻撃、1アウト1塁の場面で起きた。
DeNAの小園健太が投じた5球目を、高橋周平がひっかけてセカンドゴロに。セカンドの牧秀悟からショートの大和へ渡り、ファーストのオースティンへ。4-6-3のダブルプレーかと思われたが、ショート大和の送球が大きく逸れて、一塁手のオースティンはベースから離れて捕球した。誰もが「ゲッツー崩れ」と思った瞬間、一塁塁審の津川力審判員は、「アウト!」と力強く腕を振った。
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横浜球場にいた観客、テレビを観ていた視聴者も、我が目を疑ったことだろう。目測だが、オースティンは捕球するために一塁ベースから1メートルは離れてボールをグラブに収めている。
以下は、スポーツテレビ局「J SPORTS」の中継で流れたアナウンサーのDJケチャップと解説者・石川雄洋のやり取りだ。
DJケチャップ「送球が少し逸れます……。あら? 今、一塁塁審アウトって言おうとしました?」
石川「いや、アウトって言いました。今のは結構ひどかったっすね」
中日の立浪和義監督は、半笑いを浮かべながらベンチを出てリクエスト。スローの映像が流れると、2人のやり取りはさらに加速。
石川「これは、やばいっしょ。これはやばいっすよ(笑)」
DJケチャップ「観てる人からしたら何のリクエスト?って思うかもしれないですけど、ファーストの塁審の津川さんはアウトをジャッジしたんですね。ははははは」
石川「これはあかんやろ」
DJケチャップ「これ、(審判は)なんか約束あるん? はよ帰らなあかん」
石川「これは僕もあんまり言わないですけど、これひどいっすよ」
DJケチャップ「これ、出てきてアウト言うたらどうする?」
検証の結果、判定は「セーフ」に覆ったわけだが、SNSにはさまざまな声が寄せられた。
《リクエストしてる時間も勿体無いレベル》
《「これ出てきてアウトやったらどうする?笑」で笑い堪えるの限界でした》
《リクエストあるから笑えるけどこれリクエスト無い時代だったら退場者出るまで抗議続いてるだろうな》
《ほんまリクエストなかったらこの塁審はファンにボコられるで》
津川審判員は“半笑いのリクエスト”をどう感じていたのだろうかーー。
( SmartFLASH )