4月12日(日本時間13日)、山本由伸投手が本拠地でのパドレス戦に先発。5回4安打3失点で勝利投手の権利を手にしながら、7回にリリーフ陣が同点を許し、2勝めの権利は消滅するという残念な結果となった。
本拠地初勝利を逃した山本に、アメリカの「X」では辛辣な言葉が飛び交ったが……そんな負け試合のなか、山本は “ほっこり” エピソードも残した。
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14日、球団専属カメラマンのジョン・スーフー氏が、自身のインスタグラムを更新。クラブハウスのテーブルに「じゃがりこ」「アポロ」「ハッピーターン」「うまい棒」「歌舞伎揚」など、日本でもおなじみのお菓子が大量に置かれていたことを紹介。そこには、「FROM YOSHINOBU」と書かれた紙片も。お菓子は、山本のチームへの大量の差し入れだった。
この心遣いに、フォロワーからは、
《すご~い!日本のお菓子たち!!じゃがりこ、うまい棒、ハッピーターンに歌舞伎揚!無印良品のお菓子も!どのお菓子が選手の皆さんに人気があったのかを知りたいです》
《いろんなメーカーから購入してるの由伸さんの配慮が伺えて素敵(単に自分が好みの選抜だったりして)ぜひドジャース内での人気ランキングをお願いします》
《由伸くんめちゃお茶目やん お菓子のチョイスもなかなか》
などの声が寄せられた。
じつは、メジャーの日本選手による “差し入れ” が注目されたのは今回が初めてではない。
2016年には、当時マーリンズだったイチローが、レッズの主砲ジョーイ・ボットとお互いにダンキンドーナツや大量のピザを贈りあう差し入れ合戦が起きた。
2023年5月には、レッドソックスの吉田正尚が、ダルビッシュから弁当の差し入れがあったと明かしている。
「2022年4月には、カブス・鈴木誠也による “粋な差し入れ” が話題となりました。『マーキースポーツ・ネットワーク』のレポーター、テイラー・マクレガーさんが、自身のツイッター(当時)で鈴木が差し入れたお菓子と直筆メッセージを公開。
『日本のお菓子をご自由にどうぞ! セイヤより』という鈴木の直筆とともに、『ポイフル』や『ガルボ』『フラン』などが並んでいる写真が公開され、評判を呼びました」(スポーツ担当記者)
当時、報道陣から差し入れについて聞かれた鈴木はこう答えている。
「日本ではあんまりない文化なんで、なにをしていいかわかんないんですけど。もう少し、いろいろな選手の行動とか見て、いいところはマネしたい」
差し入れはメジャーでは当たり前のことらしい。山本も鈴木にならって差し入れしたのかも。
( SmartFLASH )