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またも大谷をおちょくったピート・ローズ氏 サイン会での“行動”にも「晩節汚さないで」と落胆の声
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2024.04.24 18:52 最終更新日:2024.04.24 19:25
メジャー24年間のキャリアで通算4256安打の金字塔を打ち立てたピート・ローズ氏。
巧みなバットコントロールだけでなく、代名詞となった二塁打の際には、セカンドベースにヘッドスライディングというより、まるで宙を飛ぶかのようなダイブが話題を呼び、「チャーリー・ハッスル」のニックネームで親しまれた。
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しかし、加齢とともに往年の輝きは消え、不節制と酒びたりの日々。中年太りでファンを熱狂させた「チャーリー・ハッスル」の面影はなくなっていく。
決定的だったのは、1989年シンシナティ・レッズの監督だったときだ。野球賭博にかかわったとして球界から永久追放を受けた。当初は否定していたが、のちに賭博を告白。追放後も賭博を続け、いまなお永久追放の処分は解かれていないーー。
将来の殿堂入りは確実といわれていたローズ氏が、単なる“皮肉屋”に変身してしまったのは、70歳を過ぎたころ。当時、マーリンズの一員だったイチローが日米通算の記録でローズ氏の記録を抜いたのは、2016年6月26日のことだった。
この記録が間近となると、ローズ氏が噛み付いた。
「みんな俺をヒット・クイーン(キングに告ぐ2番め)させたがっている。イチローの記録にとやかく言うつもりはない。彼は野球殿堂入りするような選手だ。だが、日本の記録とメジャーを足すことに意味があるのか。高校時代の安打も加えることと同じだ。(元近鉄の)タフィー・ローズはメジャーでさっぱりだったが、日本では55本塁打を放った。これが真実だ」
まるで日本球界は「メジャーの2軍以下、高校野球のようなもの」と言っているのと同じようなコメントを、何度も発している。
イチローが引退すると、次の標的は大谷翔平に。2024年3月下旬に大谷の元通訳の水原一平容疑者が違法賭博をやっていたことが発覚。するとXに「70、80年代に自分にも通訳がいてほしかったな。そうすれば、無罪放免だったのに」と、爆弾発言を投下。まるで水原容疑者が大谷の身代わりになったことを匂わせるものだった。
4月に入っても“おちょくり”は続く。4月23日、ローズ氏はミネソタ州セントポールで開かれたサイン会に出席。集まった多くのファンへサインしたボールに「ゴメン、俺は野球に賭けた」「大谷も『ごめん』ってさ」「俺にも通訳がいればなあ」などとペンを走らせた。
メジャーリーグファンはネット上で、現在のローズ氏に落胆の声を寄せている。
《あなたは偉大な記録を残し、愚かなことに手を出した》
《チャーリー、頼むから晩節を汚さないでくれ!》
《喋れば喋るほど惨めになる》
さらに米メディア「TMZスポーツ」は「史上最多安打のリーダーは大谷が無実であることを信じていない。連邦捜査局は彼(大谷)が被害者と述べている。だがローズはそうは思わない」と伝えている。
( SmartFLASH )