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「飛び込み王国」中国の金メダリスト抑え17歳・玉井陸斗が優勝「すごい体幹」パリ五輪に向け高まる期待
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2024.05.10 16:11 最終更新日:2024.07.04 21:11
水泳飛び込みのパリ五輪テスト大会を兼ねたフランス・オープンが5月9日、パリ郊外のサンドニに新設されたアクアティクスセンターでおこなわれ、男子高飛び込みは玉井陸斗(17)が500.55点で優勝した。東京五輪金メダルの曹縁(中国)が9.75点差の2位、ノア・ウィリアムズ(英国)が3位で続いた。
玉井は、2021年の東京五輪では7位に入賞した、日本高飛び込み界きっての実力者。
「玉井選手は、小学1年生で飛び込み競技を始めました。オリンピック選手を多く育て、瀬戸大也選手の義父である馬淵崇英コーチの指導を受け、2019年の日本室内選手権飛込競技会では史上最年少の12歳7カ月で優勝しました。逆さになった状態で何度も腹筋をこなす姿が、かつてテレビ番組で紹介されたことがありますが、驚異の腹筋の持ち主です」(スポーツ担当記者)
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玉井は2023年7月、水泳世界選手権の準決勝で7位に入り、決勝では腰を痛めていたため、1回めの競技を終えたところで棄権したが、日本水泳連盟が定めた条件を満たし、パリ五輪代表に内定した。
「4月のW杯スーパーファイナルでも準優勝していますし、今回は飛び込み王国・中国の前回五輪金メダリストを破っての優勝です。飛び込み競技で日本初の五輪表彰台に期待が膨らみますね」(同前)
玉井選手の快挙の報道に、ニュースのコメント欄には期待を寄せる声が上がった。
《凄い体幹。パリ五輪に期待大!まだ17才。あと3回は五輪に行ける。だいぶ大人の表情になりましたね。》
《密かに玉井選手、金メダル狙えると思う》
日本水泳連盟の鈴木大地会長も、公式Xで《おめでとう》と祝福の言葉を寄せた。
パリ五輪メダリスト候補に名乗りを上げた玉井選手は「メダルへの執着を忘れずに力を発揮したい」と話している。五輪に新たな楽しみが加わった。
( SmartFLASH )