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「テンションだだ下がり」パリ五輪開会式、テレビが報じない「客席ガラガラ」現地の悲惨な状況とは
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2024.07.27 21:15 最終更新日:2024.07.27 21:15
7月26日の深夜に始まったパリ五輪開会式。初めて“スタジアム外”でおこなわれる開会式として注目を浴びた。
「セリーヌ・ディオンの歌唱や、フランス革命をモチーフにした大胆な“ギロチン演出”など、多くの話題が集まりました。特に間延びしがちな選手入場は、船に乗ってセーヌ川から選手が入場するなど工夫を凝らし、メディアでは大絶賛されています」(スポーツ紙記者)
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ところが、現地では否定的な声が聞こえてきた。
「そもそも、雨がひどかったんですよね。始まる前から、降ったりやんだりを30分おきに繰り返すような天気で、皆不安そうでした。ちょうど、式が始まってからが本降りになってしまい、観客もメディアもびしょ濡れになりましたよ。カッパを着ていても中がずぶ濡れになるほどの“豪雨”でした」(現地記者)
特に雨が強くなったのは、選手入場が始まったばかりの20時過ぎ。まだ日本どころか、ブラジルも入場していないころだ。結局、選手入場が終わるまで雨は降り続いた。
「現地の観客は、はじめはみんな座って盛り上がっていたのですが、雨が強まるとテンションはだだ下がりでした。とくにセーヌ岸は雨を避けるよな屋根もありませんからね。屋外でおこなう開会式の弱みですよ」
結局、途中離席が続出したという。
「21時ごろには、観客が大勢席を立ち始めましたよ。雨にうんざりした人たちと、自国の入場が終わった人たちです。選手入場が完全に終わるころには、席はガラガラになっていましたよ。逆にいい効果もあって、みんなが途中で帰ったので、帰りの地下鉄などは混雑していませんでした。おかげで23時半ごろに終わった式をすべて見ていた人たちは、スムーズに帰宅できたようです」
初っ端から“冷水”をおびせられたパリ五輪。“暑い夏”にできるかどうか。
( SmartFLASH )