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「Tシャツがより一層見せている」サッカー女子ブラジル監督「日本に逆転負け」だけじゃない「そっくり」の話題性

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2024.07.29 19:05 最終更新日:2024.07.29 19:05

「Tシャツがより一層見せている」サッカー女子ブラジル監督「日本に逆転負け」だけじゃない「そっくり」の話題性

世界中の注目を集める「ある人物」とそっくりだと話題になっている、ブラジル代表のエリアス監督(写真・アフロ)

 

 スペインとの一戦に逆転負けを喫し、もう後がない日本は2024年7月29日、パリ五輪第2戦をブラジルと戦った。

 

 ブラジルが高い個人技を前面に出し、ボール支配率で試合を優位に進めていく。それでも決定的なチャンスは作らせず、むしろ日本のほうが、ボールを奪ってからのDFライン裏への球出しにより、好機を多く作り出した。

 

 ただ、この一戦はベンチワークが勝敗のカギを握っていたことは、まだこの時点ではわからなかった。

 

 

 日本は前半終了間際にPKのチャンスを得るも、FW田中美南のシュートは弱く、GKロレナにセーブされてしまう。

 

 チャンスをものにできなければ、流れがブラジルに傾くことは当然だった。後半はブラジルがさらに攻勢をかけ、56分にはブラジル女子サッカー界のレジェンド、MFマルタの絶妙のロングスルーパスから、ついに先制する。

 

 その後は互いにチャンスを生むも決めきれず、1-0のまま試合は進んでいく。そして、両チームの明暗が分かれる采配が振るわれる。

 

“明”となったのは日本。80分、DFの守屋都弥(みやび)に代えて、チーム最年少19歳のMF谷川萌々子を投入した。現在、強国スウェーデンリーグで売り出し中の19歳だ。パワフルなプレーが特長で、とくにロングシュートの威力、距離は男子並みと評判だ。彼女が中盤、中央のポジションに入ったことで、長谷川唯をボランチからひとつ前へ上げることができ、日本にリズムが出てきた。

 

“暗”はブラジル。マルタを85分に下げたことだ。たしかに38歳という年齢を考えれば仕方ないことだったかもしれない。しかし、ブラジルの前線で起点となっており、彼女がいるからこそ日本はつねに速攻を警戒しなければいけなかった。攻められることの恐怖心がなくなった日本はさらに攻勢をかけ、アディショナルタイムに谷川がPK奪取と35mのロングループシュートを決め、奇跡の逆転勝利の立役者となった。

 

 ブラジルにとって悪夢の逆転劇に、涙する選手は多かったが、ベンチで茫然自失といった表情を見せていたのが、アルトゥール・エリアス監督だ。試合中はブラジル人らしく、選手に大声で熱い指令を出していた

 

 が、主将マルタの交代という自らの采配で勝利を逃した可能性があるならば、落ち込むのは無理もない。

 

 エリアス監督がこの試合で“時の人”となったのには、もうひとつ理由がある。その容姿が、ウクライナゼレンスキー大統領にそっくりだとX上で騒がれているのだ。

 

《ブラジルの監督 ゼレンスキーにそっくり》

 

《やっぱり皆思うことは一緒か。→女子サッカーブラジル代表監督がゼレンスキーに似てる》

 

《オリンピック女子サッカー 見てて思ったのは ブラジル代表監督が ゼレンスキーに似てるなと》

 

 なかには顔だけでなく、ファッションへの言及も。

 

《どーしてもブラジルの監督がゼレンスキー大統領にしか見えないんだけど 絶対Tシャツがより一層そう見せてる》

 

 土壇場で敗れ、試合後には選手たちに「勝利するチームになりたいのであれば、試合がもたらす変化を踏まえながら、100分間、一貫して試合をする必要がある」と厳しい言葉を投げかけた。一方、日本のPKは、レフェリーの判定ミスによるものだと不満を漏らしているという。

( SmartFLASH )

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