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「何で呼んだ?」「考えていることがわからない」森保ジャパン2戦連続快勝の裏で下がる森保監督の株…連続ベンチ外の旗手怜央に集まる同情

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2024.09.12 20:20 最終更新日:2024.09.12 20:20

「何で呼んだ?」「考えていることがわからない」森保ジャパン2戦連続快勝の裏で下がる森保監督の株…連続ベンチ外の旗手怜央に集まる同情

9月5日、中国戦での森保監督(写真・桑原靖)

 

 FIFAワールドカップ北中米大会のアジア最終予選が始まり、日本は9月5日に中国をホームで7-0、10日にはアウェーでバーレーンに5-0と勝利した。2018年ロシア大会、2022年カタール大会のアジア最終予選の初戦では、ともに黒星を喫していただけに最高のスタートとなった。

 

 この結果を受けて、日本に粉砕された中国のメディアは「屈辱的で恥ずかしい」と嘆き、最終予選では別の組となったが、永遠のライバル韓国のメディアは「私たちが夢見たフットボールを日本がやっている」と称賛している。

 

「北中米大会は、出場国がこれまでの32カ国から48カ国に増えるため、アジア出場枠も4.5から8.5と大幅増。しかも2試合連続で大量得点での完封勝利となれば、巷では早くも8大会連続出場は『もらった!』という雰囲気さえ漂っています」(スポーツ記者)

 

 当然、選手の評価もうなぎ上りだが、意外にも完勝した2試合での森保一監督の采配に、疑問を投げかけるサポーターは多いという。同予選はホームアンドアウェイ方式にて、2024年9月から2025年6月までの間に計10試合がおこなわれる長丁場。日本ほど選手個人のレベルが高ければ当然、対戦相手によって先発メンバーの組み換えはおこなわれるとみられていた。

 

「最初の中国戦とバーレーン戦は中4日と厳しい日程で、しかも中国戦終了後すぐにバーレーンに移動するなど強行日程でした。しかし、2戦めでスタメンが変わったのは、久保建英から鎌田大地とわずか一人だけ。選手のコンディションを考え、試合によってスタメンを大きく入れ変える『ターンオーバー制』は敷きませんでした。さらに、DF長友佑都、MF旗手怜央、FW細谷真大ら、一部選手は2試合連続でベンチ外となっています。この森保監督の起用法に、多くのサポーターが噛みついているんです」(同前)

 

 

 とくに、スコットランドリーグのセルティックで好調を維持している旗手のベンチ外には、サポーターのみならず、海の向こうからも疑問の声が挙がっているという。欧州サッカーに詳しいサッカージャーナリストが解説する。

 

「スコットランドリーグはまだ始まったばかりですが、セルティックは4戦全勝のトップです。旗手はセルティックの中心選手で、得点ランキングでも2ゴールで4位タイにつけています。その彼が日本代表の試合に出られないばかりか、2試合ともベンチ外の結果に『なぜ外されるんだ?』と、セルティックファンは怒っています。

 

 同時に、日本までの長距離移動を考えると『代表に送り出さなければよかった』『モリヤス監督はスコットランドリーグを世界5大リーグ(スペイン、イングランド、ドイツ、イタリア、フランス)よりかなり下に見ている。だからベンチ外なんだ』といった論調で、マスコミもサポーターも騒いでいますね」

 

 こうした意見を抱くのは、スコットランド人だけではないようだ。日本のXにも、同様の苦言が呈されている。

 

《え、旗手くんベンチ外? なんで?????? 毎度森保監督の考えてることわからない》

 

《旗手は2試合連続ベンチ外でメンタル中々えぐられるだろうな まず旗手がベンチにすら入れない選手層ってなんだよ》

 

《「使われない」はいい。が、2試合ベンチ外は少なくとも選手と所属クラブには説明するべきだと思う。戦力外ってことだからね?何で呼んだ? 流石に本人に何もなしとは思ってないが…》

 

《旗手は外からだとビッグクラブからオファーあっても不思議ない選手に見えるけど森保監督の評価は前から低いですよね》

 

《森保監督、旗手の上手い使い方が思い付かないって感じなのこれ??》

 

 旗手は中盤のあらゆるポジションをこなし、最近、森保監督お気に入りの3バックでは、ウイングバックも得意なポジション。森保監督が要求する“ポリバレント”とは、まさにさまざまなポジションに対応できる旗手のような選手なのだと思うのだが……。

 

「中国戦前の9月3日、テレビ静岡の公式YouTubeチャンネル『サカやろう』に、サッカー日本代表のスポンサーのひとつであるホテル業界大手『アパグループ』の社長兼CEOを務める元谷一志氏が出演。そこで、森保監督に求めることを聞かれると、『ぜひ選手層を試して厚くしてほしい。今、まだまったく見られていない新戦力というのもあげてほしいと思う』と、新戦力の発掘や全体の底上げを求めたんです。それが、皮肉にも最初の2戦は、まったく逆の采配になってしまいました」

 

 日本の次戦は10月11日、アウェーでのサウジアラビア戦。サポーターが納得するメンバー選考をおこなえるかーー。

( SmartFLASH )

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