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プロレス女性ファン激増するも引退レスラーの起業は失敗続出
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2017.12.28 20:00 最終更新日:2017.12.28 20:00
「昔はプロレス会場といえば男性ファンばかりで、9割が男でした。今は新日、DDTに限っていえば、女性が7割以上を占めています」
こう語るのはLADYS RING編集人&プロレス・格闘技ライターの泉井弘之氏だ。
「棚橋弘至選手の登場以降、一気にイケメン、マッチョ目当ての女性ファンが増えました。昔と変わったのは新日、全日の二強に加えて、インディーを含めると100以上の団体が存在するところです」
アイドル文化の復興もプロレスブームに影響しているという。
「AKB48の『豆腐プロレス』のおかげで、また新たなファン層が増加。業界全体が盛り上がり、プロレスだけでメシが食える選手が増えた現状はいいことです」
だが、引退後のレスラーは悲惨な末路を辿る者も多かったと語る泉井氏。
「どうしてもタニマチからのごっつぁん体質が抜けず、現役時代の人気だけに頼る人は起業しても失敗しますね。元レスラーという肩書だけで勝負できるほど甘くはないのが、リング外の世の常です」
(週刊FLASH 2017年11月14日号)