【ドジャース優勝】歓喜の裏で早くも「大谷ロス」来季開幕は「日本でカブス戦」に興奮する声も

 

　10月31日、米ニューヨークのヤンキースタジアムでワールドシリーズ（WS）第5戦が行われ、ドジャースがヤンキースを7対6で下し、通算4勝1敗で4年ぶりの世界一に輝いた。

 

　ド軍はここ12年間のシーズンで12年連続ポストシーズン進出、11度の地区優勝を誇っている。FA移籍などが頻繁に行われ、チームの陣容が短い周期で変わるなか、この成績は驚異的なものだ。

 

　第3戦で左肩を亜脱臼して本来の打撃を見せることはできなかった大谷翔平だが、スタメンに名を連ねることでヤ軍にプレッシャーを与え続けた。世界一到達後、大谷は「今までも素晴らしい選手の皆さんと野球をやらせてもらったが、（ド軍では）本当に自分の野球観、技術も上げてくれるような、そういう素晴らしい選手とやらせてもらった。このチームを誇りに思っています」と飛び切りの笑顔を見せた。

 

　これで2024年シーズンのメジャーリーグのすべての試合日程が終了。あとはMVP、サイ・ヤング賞などの発表を残すのみとなったが、頭を抱える人たちがいる。それは、スポーツ紙の関係者たちだ。

 

「WSと同時期に日本シリーズも行われていたんですが、毎日、各スポーツ紙の一面はWS関連でした。これまで日本シリーズが2面以降に追いやられたことはありません。先日乗った電車では、『そういえば、日本シリーズやってるんだよね』と、いささかショックな会話が聞こえてきました。それくらい話題の中心はWSであり、大谷でした。

 

　スポーツ紙としても彼を追っていけば、何かしらの記事が書けました。活躍あり怪我ありでしたから。ところが、WSが終わってしまい、一面づくりに苦労することは間違いありません」（スポーツ紙デスク）

 

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　もちろんメジャーリーグのシーズンが終わってしまったことに落ち込むファンは大勢いる。いわゆる“大谷ロス”だ。

 

《来年の春まで、MLB観れないじゃん わりぃ、大谷ロスだわ》

 

《MLB2024シーズンが終わったので 朝起きて 今日の大谷選手は打つかな～ と考えることが無くなった ちょっとさみしいな おお！これが #大谷ロス なのか》

 

《早く来シーズン来ないかなぁ 大谷ロスで来シーズンまで何を生き甲斐にして生活するか悩んでます》

 

《ドジャースが優勝してしもたから、全国に「大谷ロス』状態の暇人爺婆がいっぱいいるんじゃなかろうか。ワシャだから､最後はヤンキースを応援しとったんじゃがw》

 

　と、とにかく“大谷ロス”を嘆くファンは多い。そんななか、早くも来季を見据えるファンが出現。

 

《大谷翔平さんが所属するドジャースが、MLB2024シーズンのチャンピオンチームに輝いた翌日……。 早くも大谷ロスに陥った僕は、来年のドジャース開幕戦はいつだろう？と思い検索。 5秒後…ぼくは発狂した。 ……日本！！！！》

 

　そう、来季開幕は日本。そして相手は鈴木誠也、今永昇太所属のカブスである。それを思えば、日本のファンは一時の寂しさもまぎれる！？

( SmartFLASH )