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不同意性交容疑で逮捕も不起訴の“NEXT遠藤航”佐野海舟が復活! 「サッカーの心臓」担いサムライブルーに不可欠な存在に
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2024.12.18 15:00 最終更新日:2024.12.18 15:00
日本サッカー協会(JFA)は12月16日、日本代表各カテゴリーの2025年スケジュールを発表した。
注目は、2026年北中米ワールドカップ出場を目指す日本代表のアジア最終予選だが、2025年3月と6月にアジア最終予選の残り4試合をおこなう。3月20日にバーレーン(埼玉)、25日にサウジアラビア(埼玉)、6月5日に豪州(アウェー)、10日にインドネシア(ホーム)と対戦する。
アジア最終予選は、18か国が3組に分かれ、現時点で各国は6試合を消化している。グループCの日本は、5勝1分け、22得点、2失点で勝ち点は16と断トツの首位。2位豪州は勝ち点7のため、次節のバーレーンとの試合に勝利すれば、日本は他会場の結果に関係なくW杯出場が確定することとなった。
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早々と本大会出場を決めれれば、残りの最終予選も強化や新戦力の発掘に充てることができるため、ぜひともバーレーン戦で決めたいところである。
新戦力を試すという意味では、「ぜひ使ってほしい選手は、いまの日本代表には大勢いる」と、現地で8大会連続でW杯の取材を続けているサッカーライターが語る。
「森保一監督は、石橋をたたいて渡るタイプの人です。予選は何が起こるかわからないとよく言いますし、最善の注意を払うことは当然です。だからこそ、森保監督は新戦力を試すのではなく、毎試合、同じメンバーで成熟を目指しているのでしょう。
しかし、本大会出場が決まれば話は別。どんどん新しい力を試してほしいと思います。DFでいえばまだ20歳ながら、ドイツの名門シュツットガルトでレギュラーポジションをつかむところまできているチェイス・アンリの名前が注目されています。父がアメリカ人で、アメリカも代表にと狙っているだけに、一刻も早く日本代表でのデビューをさせなければいけません。
そしてもうひとりが、同じドイツのマインツで遠藤航に継ぐ『新たなデュエル王』と呼ばれる、佐野海舟です」
佐野といえば、マインツ移籍直前の2024年7月、女性に性的暴行を加えた疑いで友人2人とともに逮捕された。この時点で熱望していた海外移籍の道を断たれたばかりか、「サッカー人生の終焉を迎えた」とさえいわれた。
ところが、1カ月後に東京地検は不起訴処分とし、3人は釈放される。すでにマインツのキャンプは始まっていたが、遅れて参加することを許された。ただ、いくら不起訴処分になったとはいえ、渡独に関しては日本のみならずドイツでも多くの議論が巻き起こった。
しかし、佐野はプレーで本場の目の肥えたサッカーファンを黙らせる。彼のポジションは日本代表キャプテンの遠藤と同じボランチで、プレースタイルも似ているといわれるが、遠藤をさらにアグレッシブにした感じで、ゴール前まで駆け上がる回数は多い。
「ライバルとなる遠藤は、所属するリバプールの監督が変わったことで、出場時間が大幅に減少しています。まだまだ、その実力はさびついていないとはいえ、現在、彼は31歳で、W杯のときには33歳になっています。出場時間の少なさから、コンディション不良になることは大いに考えられます。
ましてやボランチは『現代サッカーの心臓部』といわれるくらい大事なポジションですし、もともと遠藤のサブは育てなければいけなかったのです。佐野ならその代わりは当然のこと、遠藤を超えた存在になる可能性も秘めています。彼は近いうち、サムライブルーに欠かせない存在になるでしょうね」(前出・サッカーライター)
遠藤がリバプールで試合出場に苦戦するなか、佐野は12月15日のブンデスリーガ第14節に出場。相手は世界有数のクラブであるバイエルン・ミュンヘンだった。
明らかに格上の相手だったが、まったく臆することなく攻守に積極的にプレー。対峙したのは、数年後にはバロンドールの有力候補であるムシアラだったが、すさまじい出足で自由を与えず完封。この試合、マインツは韓国代表イ・ジェソンの2ゴールで2-1の勝利を収めたが、試合終了のホイッスルが高らかに鳴ると、控え選手はイ・ジェソンより先に佐野のもとに駆け寄った。“NEXT遠藤”がたくましく成長している。
( SmartFLASH )