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大谷翔平、“真のMVP” 獲得も見えてきた!積み重なる「チャリティ精神」で「ロベルト・クレメンテ賞」受賞も現実味

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記事投稿日:2025.01.21 19:45 最終更新日:2025.01.24 15:51
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
大谷翔平、“真のMVP” 獲得も見えてきた!積み重なる「チャリティ精神」で「ロベルト・クレメンテ賞」受賞も現実味

大谷が “真のMVP” に輝く日も近いか(写真・ZUMA Press/アフロ)

 

 1月7日に発生したロサンゼルスの山火事は、21日時点でようやく延焼が収まってきたものの、乾燥した気候のため、再び火災が急拡大する可能性が残っているという。

 

 そんななか、ドジャースの大谷翔平が自身のInstagramに投稿した内容が話題となっている。

 

 

《LAでの火災にあたり私達のために戦い続けてくれている消防士の皆さんに心から感謝します》と綴った大谷。

 

 続けて《そうした消防士の方々や避難生活を余儀なくされている方々、支援の必要な動物達のために微力ながら50万ドルを寄付させていただきます》《Los Angeles Dodgersは他競技のチームと共に協力してTシャツの販売などの支援活動を行っています》と、支援策を発表したのだ。

 

 声明文の最後のほうには被災者を支援する寄付サイトへのリンクも設置し、さらに動物たちの保護活動をする団体も紹介する心遣いも見せている。

 

「大谷は、炎と戦う消防士や被災者たちへの気遣いだけでなく、被害を伝えられない動物のことまで考えて投稿しているんです。これはなかなかできることではありません。実際、Instagramのコメント欄を見ると、大谷への賞賛の嵐です」(現地記者)

 

 もっとも、大谷の慈善活動は今に始まったことではない。以前から闘病中の子供たちへの応援として小児支援団体への寄付は続けていた。2023年から2024年にかけて、全国の小学生を対象に6万個のグラブを寄付したこもともある。

 

 ド軍移籍後はより慈善活動に積極的になり、能登半島地震の被災地には、ドジャースと共同で寄付。結婚後も真美子夫人とともに、球団のチャリティーイベントに、時間の許す限り、参加している。

 

 今後もチャリティー活動を継続すれば、「日本人初の快挙も見えてくる」と、メジャーリーグ評論家の福島良一氏が語る。それは、野球だけでなく、社会貢献に尽力した選手に贈られる「ロベルト・クレメンテ賞」だ。

 

 この賞は、1971年創設当時は「コミッショナー賞」と呼ばれていた。1972年にパイレーツ一筋で生涯3000本安打を放ったクレメンテ外野手が、ニカラグア地震の被災地に救援物資を運ぶ際、飛行機事故で亡くなったことから、1973年に現在の名称に変更された。福島氏が、受賞は大谷の評価をさらに高めると指摘する。

 

「私の見解としては、ロベルト・クレメンテ賞は、これ以上の価値がないほどの “真のMVP” だと思っています。受賞すれば、それまで憧れの対象だった選手が、尊敬の対象に変わります。大谷選手も社会貢献を続け、ぜひクレメンテ賞を取ってほしいと思います」

 

 数々のトロフィーを獲得してきた大谷だが、“真のMVP” に輝く日も近いか――。

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