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大谷翔平「ハワイ別荘」建設着手も “写真削除” トラブル…なりふり構わぬ “営業メール” の背景に深刻な販売不振か

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記事投稿日:2025.03.01 13:00 最終更新日:2025.03.01 13:38
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
大谷翔平「ハワイ別荘」建設着手も “写真削除” トラブル…なりふり構わぬ “営業メール” の背景に深刻な販売不振か

削除された着工式の写真(写真・不動産開発会社のホームページより)

 

 ユニフォームはもちろん、タオルに人形、キーホルダー。“大谷翔平” と名がつくグッズはことごとく売れるのは、当然のこと。しかし、“25億円” ともなるとなかなか売れないようで――。

 

《僕はこの土地を選びました……そしてここにウィンターホームを建築中です。ここは特別な場所。そして、もうすぐ我が家となる場所》

 

 

 晴れ渡った空と、広大な海。目下、大谷はハワイ島のリゾート「ザ・ヴィスタ・アット・マウナケアリゾート」にて豪華な別荘を建築中だ。

 

「2024年に建設計画が発表されました。大谷さんは同リゾート内でも、わずか14軒しかないエリアのひとつに、いちから瀟洒な豪邸を建設する予定です。それぞれの区画の平均面積は、約4000平方メートルと広大で、1棟あたりの平均販売購入額は約25億円です。

 

 リゾートには、絶景が眺められる2つのゴルフコース、目の前に広がる最高峰のビーチ、大谷選手にぴったりのジム設備も完備されています。さらに、大谷選手のこだわりが詰まった別荘には、オフシーズンにも “二刀流” の練習ができるようなトレーニング施設も建設中なようです。第一子が誕生予定の真美子夫人にとって、子育てにもピッタリの環境ですね」(芸能記者)

 

 日本時間2月23日には、別荘の不動産開発会社が公式サイトで、リゾートの着工式の様子をアップ。笑顔で式典に臨む大谷と真美子夫人、そしてデコピンが記念撮影に応じていた。

 

「着工式は今年の1月4日で、大谷夫妻のほかにハワイ州知事やハワイ郡長、ハワイ島の郡政府の主要メンバーも出席したそうです。大谷夫妻はオレンジ色を基調としたハワイらしいレイを首から下げており、和やかな様子でした」(スポーツ紙記者)

 

 ところが、その翌日には着工式の写真が次々とホームページから削除され、現在は着工前の “上空写真のみ” という味気ない状態になっている。

 

「この着工式には、人気アパレルブランド『サマンサタバサ』創業者である寺田和正氏など、複数の有名人も参加していたようです。大谷夫妻か、ほかの参加者に十分な許諾を取らないまま掲載してしまったため、あわてて削除したということではないでしょうか。

 

 これだけなら単なるハプニングですが、このリゾート計画には、複数のトラブルが起きているようです」(現地ジャーナリスト)

 

 そもそも、同別荘は2025年7月には完成予定だった。

 

「大谷さんが暮らすような豪華な別荘を建てるのに、わずか半年では間に合わないでしょう。区画全体の整備も必要ですから、工期が遅れている可能性が高い。そして何より、大谷さんが購入したぶんを除けばわずか13区画しかないのに、まだ売り切れていない様子なんですよ。そもそも、この別荘の建設を手がける不動産開発会社は、ラスベガスに本社のある会社ですが、倉庫や店舗の開発がメインで、高級リゾートを手がけているイメージはあまりない。不得手な分野なので、いろいろトラブルが重なっているのでしょう」(同前)

 

 都内の会社経営者は、大谷の別荘に関する “営業攻勢” に「うんざりしている」と語る。

 

「私は、ハワイ島のリゾートマンションの一室を所有しています。その際に漏れた連絡先が営業リストに入れられたのか、頻繁に『大谷翔平選手とともに豪華な暮らしを』といった文言の並んだ “営業メール” が送られてくるようになったんですよ。同じ別荘といっても桁が違うので買えるわけがない。はっきりいって迷惑ですよ。

 

 そもそも、プライベートを明かさない大谷選手が、“近所になれる” という売り文句を使われることを了承しているのかも不思議ですよね。“2桁” 億円もするような高級物件であれば、富裕層向けのよりクローズドな営業で十分ではないでしょうか。メールに釣られて購入するような “ミーハー” が隣に入居してきたら、大谷選手にとっても不快だと思うのですが……」

 

 実際、単にネットを閲覧しているだけでも「ハワイ・リゾート」などと検索した履歴があると、大谷の別荘のバナー広告が頻繁に登場するようになっている。WEBやメールなど、数多の手法で宣伝にいそしんでいることがわかる。

 

「ホームページ上では5区画が『売却済み』となっていますね。ただ、同リゾートが苦戦しているのはよくわかります。ハワイ島のリゾートはコロナ禍の直前までは一種のバブルで、高級物件が次々と売れていきました。とくにハワイ好きの日本人富裕層は熱心でしたよ。ただ、円安の影響で、そもそも渡航費すらかなり割高になってきました。所有はしているものの、シーズンになっても誰もやってこない “廃墟” のような別荘が増えました。

 

 さらに、ハワイ島では大型のリゾートホテルの開発などもひと段落したため、不動産投資熱が冷めている状況です。いま一番熱いのは大規模な山火事があったマウイ島ですね。市街地のかなりの面積が焼け落ちてしまったので、再開発中です。投資するならマウイ島でしょう。こうした焦りから、着工式の写真でも大谷さんのことを強引に “利用” してしまったのかもしれませんね」(不動産関係者)

 

“完売” を目指すためか、3月中旬には都内で説明会が予定されている。

 

「3月18日にはドジャースが東京ドームで開幕戦を迎えます。まさに日本全体が大谷に熱狂している最中ですから、売れやすくなると見込んだのかもしれません。心配なのは、これほど必死に集客するとなると、きちんと客の素性を審査できるのかどうか、ということですよ。もしも甘い審査で “変わった人物” に売却してしまうと、後々トラブルになりかねませんからね」(同)

 

 本誌は、不動産開発会社に大谷の写真を削除した理由や、区画の販売状況について確認したが、期日までに返答はなかった。

 

 大谷の近所になれるなら、25億円は安いのか高いのか……。

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