スポーツスポーツ

【巨人】「そろそろ潮時かな」阿部監督の期待を失わせた秋広優人の“愚行”遅刻癖と成績不振で岐路に立たされる「野球人生」

スポーツ
記事投稿日:2025.03.12 18:55 最終更新日:2025.03.12 19:03
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
【巨人】「そろそろ潮時かな」阿部監督の期待を失わせた秋広優人の“愚行”遅刻癖と成績不振で岐路に立たされる「野球人生」

巨人・阿部慎之助監督から辛辣なコメントを受けた秋広優人(写真・時事通信)

 

「もう芯に当たらなくなってきているから、そろそろ潮時かな。以上」

 

 3月9日の阪神戦後、巨人阿部慎之助監督が、秋広優人内野手に向けて発した言葉が大きな反響を呼んだ。淡々と話す阿部監督の表情は、どこかあきらめ感が漂い、秋広への“最後通告”のようにも受け取られるほどだった。

 

 これで今季のオープン戦の成績は、21打数6安打で打率はまずまずの.286。だが、阿部監督らが期待する長打は、二塁打が1本と物足りなさが目立った。

 

 2021年、秋広はドラフト5位で巨人に入団。プロレスラーの故・ジャイアント馬場さん(馬場正平・1955~1959年在籍)以来となる2mの長身で、体と同じように大きな期待を寄せられてのプロ入りだった。

 

 

 才能が開花したのは入団3年めの2023年だった。おもに一塁手として121試合に出場。クリーンアップをまかされることも多く、打率.273、10本塁打と「ついに才能が開花した」と言われたほどだった。しかし、オフの行動が物議を醸すことに。

 

「同じ左バッターということもあり、阿部監督の秋広への期待はかなり大きかったと言います。“真のクリーンアップ”に育ってほしいと。

 

 ところが、NPBアワードなど、オフの期間におこなわれた行事に2度ほど遅刻したんです。阿部監督は相当怒っていて、『野球以前の問題。3軍にしようかと思った』と語っていたほどです。

 

 しかも秋広は、怒られたときは反省するような素振りを見せるんですが、すぐに忘れてしまうタイプ。また褒められると、努力することをやめてしまうんです。そうした彼の性格も、阿部監督の逆鱗に触れたようです」(巨人担当記者)

 

 自らの“愚行”で、クリーンアップへの道を困難にしてしまった秋広。その影響がもろに出たのか、2024年シーズンの成績は、出場はわずか26試合で打率は.261。期待された本塁打は、まさかの0本に終わった。

 

 また、巨人関係者にはもうひとつ心配の種がある。中田翔(現中日)が巨人で孤立していた2022年、秋広は中田を慕い、教えを乞うようになった。

 

「自主トレは、2025年で4年連続、一緒に行っているほどでした。当然、先輩に教えを乞うこと自体はまったく悪いことではありません。

 

 ただ、中田は後輩への暴力行為で日ハムを追われた身。『日ハム時代の二の舞いにならなければ……』と心配した巨人関係者からは『悪影響を受けなければいいが』と心配していたといいます」(同前)

 

 2度の遅刻が尾を引く秋広。そのうえ成績も不調とあれば、“潮時”と判断されてしまっても仕方がないのかもしれない、という指摘もある。前出の巨人担当記者は「あらためて、野球に真摯に臨まなければ、野球人生にも『大きな影響が出る』とさえ言われています」と心配を口にする。

 

 3月12日、巨人は、秋広が春季教育リーグの西武戦(カーミニーク)に出場するため、2軍に合流したことを発表した。背番号「55」は、あの松井秀喜氏がつけていた番号だ。栄光の歴史を引き継いだ男は、“逆襲”を果たせるだろうか。

続きを見る

今、あなたにおすすめの記事

スポーツ一覧をもっと見る