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大谷翔平効果で、ドジャースタジアムの焼酎が人気沸騰!8000円ボトルが大好評の異常事態に

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記事投稿日:2025.05.10 19:20 最終更新日:2025.05.10 19:25
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
大谷翔平効果で、ドジャースタジアムの焼酎が人気沸騰!8000円ボトルが大好評の異常事態に

開幕戦の大谷翔平(写真・桑原靖)

 

 大谷翔平ドジャースにもたらす経済効果は改めて述べる必要はないと思うが、その額は想像以上のものとなっている。

 

 大谷の入団1年め、ド軍の2024年のスポンサー収入は7000万ドル(110億円)もの増収となっていたことが、米経済雑誌『フォーブス』によって報じられた。

 

 

 大谷とド軍が結んだ契約は、当時MLB史上最高額となる10年総額7億ドル(約1104億円)という巨額なものだったが、当初は「馬鹿げた金額」「29歳の選手に10年もの契約年数はリスクの高いギャンブルだし、元が取れるはずはない」と、現地でも否定的な意見が多かったという。しかし、大谷が前人未到の「50-50」を達成した2024年は、その効果もあって広告収入の増加に加え、ホームゲームの平均観客動員数は4万7371人から4万8657と1000人以上も増えた。大谷関連グッズの売り上げも急伸し、なおも記録的な数字をたたき出しているという。

 

「馬鹿げたこと」と批判された大谷との1000億円強の契約は、いまや「安い買い物だった」と評価が変わってきている。

 

 しかも、驚くことに2025年のドジャースタジアムへの広告を出したいと希望する企業は、「列をなして並んでいる状態」だという。

 

「大谷で特徴的なのは、日本を代表する飲料メーカーが広告を出していることですね。『お~いお茶』で知られる『伊藤園』のほか、大分県の焼酎メーカー『二階堂酒造』、さらに日本酒の『八海山』で有名な『八海醸造株式会社グループ』とも契約しました。

 

 和食ブームの中で米本国では日本酒が大きな注目を集めていることを考えれば、『八海山』との契約はわかります。でも、焼酎はまだまだ認知度が低く、『二階堂酒造』が本格的にアメリカ進出を果たしたのは2024年です。

 

 それでも、スタジアムの個室付きの観覧席で900mlのボトルを提供したところ、日本なら1200円から1500円ほどで買えるところ、55ドル(約8000円)もの値がつけられたようです。しかも、かなりの高額にもかかわらず好評だったというんです。今後は焼酎ハイボールに力を入れて売り出すとのことです」(現地記者)

 

 米で人気のスピリッツ(蒸留酒)といえばウイスキー、ジン、ウォッカなどが挙げられるが、揃って度数は40度を超えるものがほとんど。その点、二階堂ならば20度からあり、口当たりの良さは強みとなるだろう。

 

 大分では二階堂のソーダ割のことを“ニカソー”と呼ばれるという。アメリカで焼酎を根づかせるためには、ドジャースタジアムでの“ニカソー”の売り上げがカギを握るかもしれない。

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