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【夫は超人気プロ野球選手】女子アナ妻が明かした「2世が見たい」重圧と “申し訳なさ” 壮絶妊活に広がる共感

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記事投稿日:2025.05.14 20:02 最終更新日:2025.05.14 22:27
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
【夫は超人気プロ野球選手】女子アナ妻が明かした「2世が見たい」重圧と “申し訳なさ” 壮絶妊活に広がる共感

壮絶な妊活の過去を明かした中井美穂アナ(写真・時事通信)

 

「産める性なのに、産めなかったことに対する思いは、ぬぐえないところはありますね」

 

「役割を果たしてないなという……こんなこと言っても意味がないとわかっていても、どこかで申し訳なさとか、引け目とか、今でもある」

 

 元フジテレビアナウンサーで、現在はフリーの中井美穂が、5月13日放送の『ハートネットTV』(NHK Eテレ)に出演。壮絶な妊活の過去を明かしたことで、不妊に悩む女性たちから共感の声が多くあがっている。

 

 

「中井さんは、1995年、当時ヤクルトに所属していた古田敦也氏と結婚。今でこそ珍しくないプロ野球選手と女性アナウンサーの結婚ですが、中井さんと古田さんはその先駆けで、テレビ中継された結婚披露宴は、26.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という高視聴率を記録しました。

 

 子どもは好きなのに、なかなか子宝に恵まれなかった中井さんは、結婚から数年後に不妊治療を開始しますが、医師から、子宮にたくさんの筋腫ができる『多発性子宮筋腫』と診断されました。中井さんは、37歳のとき、子宮筋腫の摘出手術を決断したそうです。

 

 手術自体は成功したものの、その後も熱と痛みが治まらず、腹膜炎に。再度の手術で大腸の一部を切除したことから、回復するまで1年間の人工肛門生活を余儀なくされました。

 

 結果として、不妊治療はあきらめざるを得なくなったという、壮絶なエピソードが明かされました」(芸能担当記者)

 

 さらに中井は、プロ野球シーズン中の8・9月に手術を受けていたことも明かし、シーズン終盤に向かう夫に心配をかけたくないという思いから、「(夫は)現役でスポーツ選手として頑張っている。だから、自分も頑張るという。自分のことは自分でしっかりやっていかなければという気持ちでした」と当時の心境を述懐していた。

 

 中井が明かした壮絶な妊活の過去に、X上では、

 

《辛かっただろうなぁ》

 

《そんな経緯があったのか…。本当に子供が産まれるって奇跡的なことなんだなと思います》

 

《泣ける。ただ、中井美穂がもう60歳というのもビックリした》

 

 などの意見が続出。「古田2世が見たい」という周囲からの期待に、人知れず葛藤してきた中井美穂への共感の声が多くあがった。

 

「不妊に悩んでいた当時、中井さんは、古田さんが再婚して子どもを持つ可能性を考え、離婚を提案するほど思いつめたこともあるそうです。

 

 古田さんは『愛しているから離婚はしない』と、迷わず中井さんと暮らすことを選んだといいます。そんな中井さんと古田さんは、今年(2025年)で結婚30年。球界きっての “おしどり夫婦” としても知られています。

 

 今でこそ、妊活という言葉が広く知られるようになり、子供を授かることのハードルや難しさも認知されるようになりました。ただ、当時はそれほど世間に知られておらず、相当な苦悩があったことがうかがえますね」(同)

 

 こうした悩みは、夫が有名人であればあるほど深刻化すると芸能ジャーナリストが指摘する。

 

「中井さんが吐露しているように、『2世が見たい』という周囲の期待ですよね。実際、アスリートの2世で活躍する子供はたくさんいますが、そもそも結婚したからといって子供を授かるわけではありません。

 

 こうした期待の声は、今でこそ気軽に言うべき言葉ではなくなりましたが、当時はメディアも含めて安易に叫ばれたことでしょう。世間の “重圧” に当事者がとれほど苦悩しているのか、今回の中井さんの話が広く伝わるといいですね」

 

 中井の告白に勇気づけられた人も多いはずだ。

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